Life in America ~JAPAN編

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Japan Blues Festival道中記~5 そして宴は終わりを告げた

2012-07-25 23:21:06 | music/festival
ライブ会場に急いで戻ると、KOKOバンドのシンガー、チック・ロジャーズによる「ゴスペル教室」が行われていた。
青森市内で活動しているふたつのゴスペル・グループが、チックにゴスペルを指南してもらう公開ステージ教室。
チックは青森入りしてから少し体調を崩しており心配していたが、この日は幾分調子もよさそうでひと安心。  
最初のほうは見逃してしまったけれど、いきなりお手本で聴かせた「Amazing Grace」はものすごかったそうだ。
それもそのはず、彼女はシカゴでも毎週教会でゴスペルを歌っている筋金入りのゴスペルシンガーなのだ。

チックのゴスペル教室に続いて、今度はマシューのハーモニカ(ブルースハープ)教室。(私は急きょ通訳係)
ハーモニカ初心者の小学生5人にマシューがやさしく丁寧に吹き方を教えていく。たった25分という短い時間だったけれど、最後は子供たちの吹くリズムに合わせてマシューがソロで合わせてミニセッション。
子供たちは目をきらきら輝かせて「楽しかった」「初めてだったけどうまくできた」と大喜び。
グラミーノミネートのミュージシャンから直接指導を受けるという贅沢な夏休みの思い出になったにちがいない。この日のこと、絶対忘れないだろうなー。






そして、今年のJapan Blues Festivalを締めくくる最後のライブステージがいよいよ始まろうとしていた。




  
本番直前まで大好きなお刺身をつつくビル。青森のお刺身は本当に新鮮でおいしい。




今日のセットはエレクトリック・バージョンでお客さんもノリノリ。衣装も3日間でいちばんおしゃれ。
Lurrie Bell(Vo,Gt) ローリー・ベル
Matthew Skoller(Harp) マシュー・スコーラー


さっき子供にハーモニカの先生をしたマシューも、ばっちり決めて再登場。
この人はミュージシャンとしてもひとりの人間としてもとても真摯で気遣いのできる人。
バンドをまとめあげるリーダー力のおかげで、私もとても助かった。

 
Willie Hayes ウィリー・ヘイズ
奥さんのお土産も無事買えて上機嫌なり


とにかく純粋で音楽のことしか頭にないSweetheart、Lurrie

 
キーボードとギターを存分に聞かせてくれた、Bill Sims Jr. ビル・シムズ・ジュニア


やっぱりカメラ目線。おちゃめなロマンチスト、Felton Crews(B) フェルトン・クルーズ
この人のベースには聴きほれてしまう。



この景色を眺めながら、みんなは何を思って演奏していたんだろう・・・
アメリカの大きなフェスティバルとは違ったほのぼのとした手作りのお祭りの良さを感じてくれたに違いない



昨晩急きょ決定して山本恭司さんがギターで特別出演



さていよいよ、Blues Machineの登場。いい顔してる。
ブライアンは今朝「甲州屋」で買ったシャツをさっそく着ている。すそ上げもばっちり。
 Shun Kikuta(Vo,Gt) シュン・キクタ
Brian T Parker(Ds) ブライアン・T・パーカー
Vino Louden(Vo,Gt) ヴィノ・ラウデン 
Melvin Smith(B) メルヴィン・スミス  


そして、あのKOKOが認めた秘蔵っ子、Chick Rodgers(Vo) チック・ロジャース
今年はシカゴのブルースフェスティバルをはじめ、アメリカ各地で行われているココ・テイラー・トリビュートイベントでシンガーを務め大忙しの彼女。
この小さな体からは想像できないようなパワフルな声に会場は一気にヒートアップ








アンコールの「Sweet Home Chicago」ではサプライズで海上で大きな花火が打ち上がり、感動!
この夢のような4日間が一気にフラッシュバックして、じ~んとなっちゃった。






ブルース・フェス、最高の10周年ステージだった。


・・・このあとは打ち上げ、そして・・・(つづく)


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