・・・おばぁちゃんの話をして思い出した夏休みの原風景。
毎年学校が休みに入ると、姉と私はお向かいのおばいちゃんちにお琴を習いに出かけた。今から考えると、さしたる習い事もなかった時代、家で子どもたちにごろごろされるよりは何かさせて日中ひとりになりたいという母のネライだったのでしょう。
おばぁちゃんはお琴のお師匠をしていて、よくきれいなおねぇさんたちが習いにきていた。年のころなら20代半ばくらいだろうか。お嫁に行った人からとたんに来なくなった。当時お琴は花嫁修行のひとつだったのだろう。そういうものなのか、と子ども心にちょっと白けた目で見ていた。その頃私は7つか8つ。ちゅーことは、花嫁修業が早すぎたのが行き遅れた原因だったのか?ガーン![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
おばぁちゃんの指導はけっこう厳しかった。暑い中、何時間も子どもがじっと正座していられるはずもなく「おばぁちゃん、おしっこ~」と言ってはそのまま家に帰ってよくしかられた(母に)。
今でもお琴の音を聞くと、し~し~という蝉の音が耳の奥でこだまし、自然とからだがじと~っと熱くなるのはこの夏休みの記憶が体に染み付いているせいかもしれない。ピアノよりも先にお琴が人生最初の楽器だったので、いまだに絶対音感はドレミではなくお琴の弦音。(何の役にもたちゃぁしないけど)
・・そんなことを思い出す夏のひとときでした。
毎年学校が休みに入ると、姉と私はお向かいのおばいちゃんちにお琴を習いに出かけた。今から考えると、さしたる習い事もなかった時代、家で子どもたちにごろごろされるよりは何かさせて日中ひとりになりたいという母のネライだったのでしょう。
おばぁちゃんはお琴のお師匠をしていて、よくきれいなおねぇさんたちが習いにきていた。年のころなら20代半ばくらいだろうか。お嫁に行った人からとたんに来なくなった。当時お琴は花嫁修行のひとつだったのだろう。そういうものなのか、と子ども心にちょっと白けた目で見ていた。その頃私は7つか8つ。ちゅーことは、花嫁修業が早すぎたのが行き遅れた原因だったのか?ガーン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
おばぁちゃんの指導はけっこう厳しかった。暑い中、何時間も子どもがじっと正座していられるはずもなく「おばぁちゃん、おしっこ~」と言ってはそのまま家に帰ってよくしかられた(母に)。
今でもお琴の音を聞くと、し~し~という蝉の音が耳の奥でこだまし、自然とからだがじと~っと熱くなるのはこの夏休みの記憶が体に染み付いているせいかもしれない。ピアノよりも先にお琴が人生最初の楽器だったので、いまだに絶対音感はドレミではなくお琴の弦音。(何の役にもたちゃぁしないけど)
・・そんなことを思い出す夏のひとときでした。
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