Life in America ~JAPAN編

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Otis Clayで2013年の幕開け 

2013-01-13 16:27:59 | music/festival
1月5日(土曜日)

2013年最初のライブ鑑賞は、この人と決めていた。
オーティス・クレイ (Otis Clay)
シカゴ・ソウルの代表的な歌手のひとり。ゴスペル畑出身らしくその表現力豊かな歌唱法で、ディープ・ソウルとも呼ばれる。

彼の人気は、意外にも最初日本で火がついた(らしい)。
1978年にO.V.ライトの代役として初来日した時のステージがソウル・ファンをとりこにしてしまい、以来“ディープ・ソウルといえばオーティス”と方程式に書き込んでしまったのだ。
2007年には、 "Walk a Mile In My Shoes" で、グラミー賞「ベスト・トラディショナル・R&Bヴォーカル・パフォーマンス」にノミネートされている。

さて、この日のライブは新しくリリースされたCD「Truth Is」のリリース記念ライブ。
シカゴ北部の高級住宅街、エヴァンストンにあるライブハウス「SPACE」。
開演45分前には中に入り、立ち見のテーブルをゲットしてビールを一杯。
ふと横を見ると、横の小さなテーブルはCD即売コーナーになっていて、ちょっと小汚いジャージを着たおっさんがクレジットカードのマシンをガシャガシャ音をたててチェックしていた。
そこに第1号のお客さんがやってきて、そのおっさんと談笑、なんとサインを求めているのに驚いてよーく見たら、なんとオーティス本人だった(笑)
あまりにもイメージがかけ離れていたので全く気付かなかった。
終演後は混むだろうから、私も彼のあとに1枚購入したのは言うまでもない
それは正解だった。
午後8時の開演時間にはもう立錐の余地もないほどの混み具合。

"Trying to Live My Life Without You"、"Trying to Live My Life Without You"、 "Walk a Mile in My Shoes "と立て続けにヒット曲を歌い、新しいCDからもほぼ全曲。
途中ではミラーボールがまわり、80年代のバブリーな時代にタイプトリップした気分に。
短い休憩をはさんで約3時間(30分前座あり)のステージはとても70歳とは思えない迫力だった。
それにあの力強い声。やっぱりゴスペル畑の人たちは根本から違う。
2013年の素敵な幕開けにふさわしい夜だった。



















Soul Man: Live in Japan [Live]





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