Life in America ~JAPAN編

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Eddy "The Chief" Clearwater バースデー・ブルース・パーティー

2013-01-22 12:21:42 | music/festival
1月19日(土)

シカゴの老舗ライブハウス「SPACE」で行われた、シカゴ・ブルースの重鎮、Eddy "The Chief" Clearwater(エディ・クリアウォーター)の78歳の誕生日パーティーにふたりで行ってきた。
昨年11月の「Buddy Guy・ケネディーセンター名誉賞・受賞祝賀パーティー 」でご本人と知り合い、
奥さんのリネさんからも「来年の誕生日ライブには是非いらっしゃい」とご招待をいただいていたのだ。
12月には彼のおうちにも招待されて、とてもすてきな時間をすごさせていただいた。
出会ったばかりなのに何故か古くから知っているような気持ちにさせてくれる、とってもきさくで温かいご夫妻なのだ。


エディーは、いわゆるシカゴ・ブルースの“第1世代”。
若い頃、サウス(他州)からシカゴにやってきた最後の叩き上げ世代、ともいわれている。
今シカゴで活躍している若手ミュージシャンたちは、もうほとんどが生まれも育ちもシカゴという第2世代に世代交代しつつあるので、彼のようなレジェンドはとても貴重な存在だ。

1935年の 1月10日、ミシシッピ州 Maconで生まれ。78歳。
父親の影響で、幼いころからゴスペルのギター伴奏を耳で学び育った。
1950年、15歳のときシカゴのウエストサイドに移ったともゴスペルグループのギタリストを務めていたが、リトル・リチャードやチャック・ベリー、ファッツ・ドミノなどのロックンロールの洗礼を受けることになる。(チャック・ベリーとの共演も経験している)
このときの影響があってか、ブルースに転向していったあともいまだに彼の演奏スタイルの中には古き良きロックンロール魂が残っているようだ。


そのエディーときたら、休憩をはさんで2ステージ、約3時間を弾きっぱなしの歌いっ放し。
とても78歳とは思えない体力だ。
びっくりしてリネに
「ほうっておいたら一晩中でも演ってるね。すごいエネルギーだね」と言うと、
「いつもそうよ。彼は本当に音楽が好きなのよ。だから私も毎年これ(バースデー・ライブ)がやめられないの」とうれしそう。
こうやって40年以上も連れ添って夫婦で好きなことを極めているというのは、素敵だなぁ。



Eddyといえばこれ、酋長(The Chief)のド派手な衣装。
彼のルーツでもある。

 


  お誕生ケーキタイムではおじいちゃんの顔に

 
ド派手な衣装の着こなしははんぱない。
この人をみるたび不思議と「杉良太郎」を思い浮かべてしまうのだった・・

 
飛び入りしたデイブ・スペクター(Gt)

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