Life in America ~JAPAN編

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Reunion de Espanol (スペイン語の会)

2009-05-19 01:57:52 | アメリカ生活雑感
広いアメリカの、しかも田舎に住んでいたら、一日中誰とも会わない、しゃべらないという日が多くなる。
バークレーでは車なしでも動き回れたし、クラスメートや音楽仲間、飲み仲間などもたくさんいていつでも会いに行くことができたが、ここではそうもいかない。
引っ越してきて1年半たったけれど、思うような人脈が広がっていないことにいらいらすることもある。


そんなことを考えている人たちのための「お友達&コミュニティー」サイトの存在を知ったのは、最近のこと。
実はこのサイト、半年ほど前にPちゃんが「Athiest Group」(無宗教グループ)はないかと探していて偶然見つけたもの。
そのサイトでは、同じグループ仲間同士のコミュニケーションはもちろん、定期的にミーティングのお知らせなども広報され、メンバーの出欠状態も共有できる。
一度、興味半分でそのミーティングに出かけていったPちゃんは、「年齢も職業も住んでいる町もばらばらの人たちが、熱心に同じトピックで話をするのはなかなか面白かった」と興奮して帰ってきた。

ならば、と「スペイン語をしゃべろう」グループはないものかと調べてみたら、あるわあるわ。シカゴ市内はもちろん、郊外あちこちにグループがあって、定期集会を持っている模様。
そこで、「西部地区郊外のスペイン語グループ」というのにサインアップしてみた。
メンバーのほとんどが、アメリカ人。それも、なんらかの理由でスペイン語を使っている、もしくは勉強を続けているという人たち。
そのグループの5月度の集会がたまたま先週の金曜日だったので、Pちゃんを誘ってふたりで顔を出してみることにした。

郊外のカフェに集まったのは、10人。
みんな、いすに腰掛けたかと思うとすぐさま隣近所の人たちとしゃべり始めた。もちろん全部スペイン語。(汗・・・)
片言の人なんかいやしない。
私なんか自己紹介するのがやっとで、あとは人の会話を聞くのに精一杯。
隣に座ったPちゃんも、さっそく“自虐ネタ”(スペイン名前のくせに、スペイン語がうまくしゃべれない)で笑いをとりながら、それでもネイティブ(ボリビア出身の女性)とそれなりに会話を楽しんでいた様子。
ドイツ人も数人いて、途中からドイツ語会話もやっていた。
ミーティングといっても、途中で抜ける人あり途中でやってくる人あり、何にも縛られないとても自由な雰囲気。それに、みんなとてもいい人たちだった。
何がなんだかわからなかったけれど、もっとボキャブラリーを増やして6月のミーティングも参加してみるつもり。

言葉の習得を“勉強”だと思うととたんに苦痛でつまらなくなるけれど、こうやって会話を楽しむためのツールと考えると、楽しくなる。
何より、自分の意思(ボタン)ひとつで今まで会えなかった人たちと会うことができ世界が広がるという、日常からの脱却が面白い。


★ ★ ★

Pedro y yo hisimos socio de "Conversacion de Espanol" y fuimos a la reunion viernes pasado.
Nosotros nos encontramos a las personas que hablaron espanol y pasamos un bueno rato.