新年あけましておめでとうございます。いきなり私事になりますが、今年で一応今の仕事を定年退職して4月から仕事も勤務形態も変わる可能性があるので、今は “一寸先は闇” という心境です。まぁ私にとっては仕事なんて所詮レコード買うためにやってるようなもんなので、どうなろうとあんまり変わらんとは思いますが。このブログに関して言うと、始めてから15回目のあけおめ投稿ということで、よくもまぁここまで続けてこれたなぁと我ながら驚いてますが、とりあえず今年も好きな音楽について感じたことをそのまま書いていこうと思いますので好みが合う方はお付き合い下さい。
一般的に言って、ディフ・カヴァーというのはレコード・コレクターの好奇心を刺激する。私の場合は何よりもまず爆音・轟音優先(笑)でジャケットは二の次三の次なのだが、プレミアがついて値段が上がるようなことがなければ十分購入対象になるのだ。
60年代にプレスされたビートルズのウルグアイ・オデオン盤を集め始めたきっかけについてはこの前ここに書いたが、eBayでビートルズのウルグアイ盤を検索していて真っ先に目に留まったのが「Help!」のウルグアイ最初期プレス盤だった。ジャケット・デザインは基本的にUK盤と同じなのだが、大きな違いは “Help!” の代わりにスペイン語でデカデカと“Socorro!”と書いてあることと、もう一つ、4人が着ているマントの色がオリジナルの青ではなくモス・グリーンなことだ。これまでいろんなビートルズのレコードを見てきたが、「Help!」のこんな色違いジャケは初めて見た。各国盤でこういう色違いジャケと言えば真っ先に思い出すのがイスラエル盤「Magical Mystery Tour」だが(←あれも緑がかっててかなりインパクトあったなぁ...)だが、このウルグアイ盤「Help!」も負けず劣らず印象的だ。
色々調べてみたところ、どうやらこれが数少ない最初期プレスで、発売されてすぐにノーマルな青いマント・ジャケに変わったらしい。モノラルでマトは -2/-2のUKマザーだ。ありがたいことに盤質VG+ で何のプレミアも付いてない $39というお買い得価格だったので即決した。
届いたレコードをパッケージから取り出して改めてジャケットを確認したが、見れば見るほどユニークな色遣いだ。これって意図的なものではなく単なる偶然(ミス?)のせいだと思うのだが、このように一筋縄でいかないところが各国盤の面白さだ。
実際に聴いてみた印象としては残念ながらごくフツーのUK盤と変わらなくてちょっと肩透かしを食らった感じ。特に鮮度が高いでもなく、何らかの際立った特徴があるでもなく、フツーすぎるくらいフツー(笑)の音なのだ。B-SELSに持って行ったところ、ジャケットを見てSさんも “おぉ、これは珍しい!” と驚いておられたが、音に関しては “典型的なUKマザーの音ですね...” 以外の言及はなかったと記憶している。
この前の「Revolver」(マト-2/-2)とこの「Help!」(マト-2/-2)、そして同時期に手に入れた「Rubber Soul」の濃青ラベル盤(マト-4/-4)も含め、少なくとも私の印象としてはビートルズのウルグアイ盤で音が良いのは68年プレスの「White Album」以降で、それ以前のプレスに関しては余程のマニアでもない限り、目の色を変えて探すようなレコードではないと思う。
一般的に言って、ディフ・カヴァーというのはレコード・コレクターの好奇心を刺激する。私の場合は何よりもまず爆音・轟音優先(笑)でジャケットは二の次三の次なのだが、プレミアがついて値段が上がるようなことがなければ十分購入対象になるのだ。
60年代にプレスされたビートルズのウルグアイ・オデオン盤を集め始めたきっかけについてはこの前ここに書いたが、eBayでビートルズのウルグアイ盤を検索していて真っ先に目に留まったのが「Help!」のウルグアイ最初期プレス盤だった。ジャケット・デザインは基本的にUK盤と同じなのだが、大きな違いは “Help!” の代わりにスペイン語でデカデカと“Socorro!”と書いてあることと、もう一つ、4人が着ているマントの色がオリジナルの青ではなくモス・グリーンなことだ。これまでいろんなビートルズのレコードを見てきたが、「Help!」のこんな色違いジャケは初めて見た。各国盤でこういう色違いジャケと言えば真っ先に思い出すのがイスラエル盤「Magical Mystery Tour」だが(←あれも緑がかっててかなりインパクトあったなぁ...)だが、このウルグアイ盤「Help!」も負けず劣らず印象的だ。
色々調べてみたところ、どうやらこれが数少ない最初期プレスで、発売されてすぐにノーマルな青いマント・ジャケに変わったらしい。モノラルでマトは -2/-2のUKマザーだ。ありがたいことに盤質VG+ で何のプレミアも付いてない $39というお買い得価格だったので即決した。
届いたレコードをパッケージから取り出して改めてジャケットを確認したが、見れば見るほどユニークな色遣いだ。これって意図的なものではなく単なる偶然(ミス?)のせいだと思うのだが、このように一筋縄でいかないところが各国盤の面白さだ。
実際に聴いてみた印象としては残念ながらごくフツーのUK盤と変わらなくてちょっと肩透かしを食らった感じ。特に鮮度が高いでもなく、何らかの際立った特徴があるでもなく、フツーすぎるくらいフツー(笑)の音なのだ。B-SELSに持って行ったところ、ジャケットを見てSさんも “おぉ、これは珍しい!” と驚いておられたが、音に関しては “典型的なUKマザーの音ですね...” 以外の言及はなかったと記憶している。
この前の「Revolver」(マト-2/-2)とこの「Help!」(マト-2/-2)、そして同時期に手に入れた「Rubber Soul」の濃青ラベル盤(マト-4/-4)も含め、少なくとも私の印象としてはビートルズのウルグアイ盤で音が良いのは68年プレスの「White Album」以降で、それ以前のプレスに関しては余程のマニアでもない限り、目の色を変えて探すようなレコードではないと思う。