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津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■薩摩藩の参勤交代は?

2016-10-13 14:25:41 | 地図散歩

 この地図がいつ頃作られたあものなのかよく判らないが、熊本府中を通る街道筋が示されている。(朱線)
興味あるのは薩摩藩の人たちが通ったであろう街道の道筋が示されたいる。
左下薩摩街道と示されたところから長六橋を渡り、鍛冶屋町通りから新三丁目橋をわたり、三丁目御門から新町に入った。
通常はここから城内に入り二の丸から出て京町筋へ抜けるのだが、これを避けてコースをかえ、段山(だにやま)を大きく迂回して杉塘(すぎども)へ出、砂薬師坂を登り現在の細川刑部邸(二の丸御屋敷)の前百閒石垣の下の通りから京町へ出ている。
薩摩藩にとっては熊本城内を抜けるという事はとても受け入れられるものではないし、島津家にとっては参勤・帰国での熊本通過は、頭の痛いことであったろう。
一枚の絵図が伝える情景が目に浮かぶ。

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2 コメント

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この地図は… (Y.nakamura)
2016-10-14 08:49:59
この地図は昭和7年の熊本市史に織り込まれています。製作年は僕もよく判りません。薩摩街道が朱線で引いてあるとは改めて知りました。
興味深いモノです
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Unknown (津々堂)
2016-10-14 10:13:39
ご教示有難うございました。
返信する

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