
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録になるようだ。熊本からは天草の崎津教会が入っている。
少々足踏みをしてしまったが、時間の問題だと思っていたが地元は大喜びであろう。
崎津は小さな漁村である。小さな船を操り、沿岸漁業で生業を立てている漁師たちが、船の中でこうべをたれ祈りを捧げる姿には感動を覚える。
いつもは手ぬぐい頭の老婆が、ベールに替えて教会で祈りを捧げる姿も同様である。
弾圧に堪えながらも信仰に生きた長い歴史を持つ人々の誇らしげな姿が目に浮かぶ。
熊本市内からだと崎津は結構遠い。今一度あの穏やかな景色を眺めてみたいと思うのだが、76爺にはちょっと無理な注文ではある。
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