とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

消えた北小応援歌が愛知県で歌い継がれる

2015年08月22日 | 日記

 廃校になり消えた酒田市立北平田小学校の応援歌が愛知県知多市立新田小学校で歌い継がれる事になった。新田小学校は児童数700人を超える大きな学校である。作詩した者としては、葬式の後に生き返った人が歩き出した衝撃を受けた。
 事の始まりは、30年ほど前に作られた北小応援歌で育った当時の生徒が、知多市立新田小学校の教員、大畑祐太先生が赴任していた事に始まる。新田小学校は創立が新しい学校で、応援歌がなかった。皆で応援歌を作ろうとなった時、大畑先生が小学校時代に歌った北小応援歌を歌い上げた所、一同それがいいとなり、私のブログを検索し会議にかけて了解されたとの事である。
 私に連絡が入ったのは6月頃である。勿論わたしは賛成だが、作曲された松田先生は亡くなられているので、ご遺族に同意して頂くように申し上げ、同意を得ることが出来、今年の運動会から歌ったとの事である。
 大畑先生から礼状が届いた。「今、私が勤務する知多市立新田小学校では、子供たちが大きな声で応援歌を歌っています。とても歌いやすい、元気が出るなどと大変気に入った様子です。私自身、大変懐かしく思うと共に、かつての母校が無くなったことを残念に思います。願わくば、この北小応援歌が新しい形に生まれ変わって、伝統として残っていけばと思います」
 ありがたいご縁が出来たなあと感無量です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お盆に考える | トップ | 燃料電池自動車に試乗 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事