とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

ウエストラインの実情を訴える

2012年04月21日 | インポート

001 庄内酒田も、新庄を中心にした最上地域も、海運・東西南北の物流が行きかう交通の要所として栄えた街である。物流の進化はその手段を革命的に変えた。その結果、高速道路網に取り残された両地域の産業の衰退は顕著で、山形県の足を引っ張っている状況にある。
 

  大震災をきっかけに、国土軸は二本であるべきとの認識が高まり、関係者の努力も実を結び日東道は遅まきながらも目途がついた。しかし、ウエストラインと呼ばれる酒田・新庄・石巻高規格道路は一部着工はされてるものの全線開通には程遠く、30年先の事と予測されている。宮城県の東北道沿線に東北トヨタ自動車が本格操業を始め、東北全体の経済を押し上げようとしている流れに乗るにはあまりにももどかしい。
 

  庄内・最上選出の県議団有志は、国交省の道路局に実情を直談判したいと考え岸参議院議員にお願いした所、早速、菊川道路局長、尾藤大臣官房審議官、増田道路局環境安全課長、それに4月まで山形県県土整備部長だった鹿野道路局交通安全政策分析官と意見交換する機会を持つことが出来た。
 

  先ず、このウエストラインがマイナーであることが分かった。県議団は熱心に食い下がった。工期期間がかかりすぎる事、着工している新庄・酒田道路の狩川~草薙間は予定路線である事。宮城県側は、先ず47号線の難所を改良して欲しい事など訴えた。土地勘が少ないと思われたが、熱心にメモをとって下さり反応は良好だった。
 道路局長に酒田への案内を申し上げた所、快諾してくれた。百聞は一見にしかず、である。熱意をもってお願いをしていかねばならない。

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