とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

自民党総裁に石破茂氏

2024年09月28日 | 日記

 昨日の自民党総裁選は石破茂氏を新総裁に選んだ。国会を開けば事実上「総理大臣」となり日本を代表して日本国の指揮をとることになる。日本で人口の一番少ない県、鳥取県出身であることに私は「ほっこり」感じている。それに、石破茂氏の母方の祖父が山形県の官選知事だった縁もあり、山形県の得票はいつも多く出る。
 今回の自民党総裁選の軌跡を見ると、9名の立候補数の驚きと、一番人気だった小泉進次郎氏が決戦投票に残れなかった厳しさを見た。1回目の開票での石破氏は、議員票で29票、全国党員、党友票が1票の差で高市早苗氏に負けている。それが、決選投票で議員票で16票勝ち、党員党友票で5票差で石破茂氏が勝った。これで日本国の進む道は少しづつ違ってくる。
 山形県は遅れている部分が多い。せめて石破氏の故郷創生で追いつければと期待している。

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酒田港から木材輸出

2024年09月21日 | 日記

 無尽蔵とも言われたロシア極東地域の森林木材は、1970年代に始まった日本の高度成長を支える貴重な資源であった。山形県酒田港もその一翼を担い巨大な輸入丸太木材が溢れていた。近隣には大きな製材所が集積し酒田港木材工業団地組合は使用用途に応じて製材加工され木材が全国へと配送されていった。大手製紙会社の事務所もあった。
 しかし、森林の乱伐は長くは続くはずはない。世界最大の木材輸入国日本はロシアの森林維持に責任はある。1995年代には米材、および南洋木材の輸入に変わってきた。しかし、輸出国は丸太輸出を規制し、製材木材の輸入へと切り替わった。輸入木材は減少を始め、やがて酒田港から木材は消えていった。
 それが最近、県森林組合連合会が県産木材が輸出を始める事を報道で知った。それによると、住宅着工数の減少などで木材需要は低下傾向にあり販路拡大が課題となっていた。県森林組合は、全国森林組合が窓口となって進めている中国向けの合板・集積材用のB材の輸出に参加すると決めた。必要量は確保済みで今月中の輸出に向けて調整を進めている。酒田港からの木材輸出は初めてのことであり注目されている。
 県産材は「木材の行き場がないと現場が止まってしまう」として一か月半に一度のペースの輸出を目標にしている。酒田港は木材輸出港に生まれ変わる。

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ドコモモ・ジャパンに土門拳記念館

2024年09月14日 | 日記

 写真家土門拳は、昭和時代に活躍した日本を代表する写真家です。写実主義に立脚した報道写真家でもあり、日本の著名人をリアリティに撮られたものや、ポートレートやスナップ写真、寺院、仏像などの伝統文化財の撮影を多く手掛け、第2次世界大戦後「広島の子どもたち」など併せて日本を代表する写真家と知れ渡った。
 土門拳は酒田市に生まれたが7歳で東京に移住、その2年後には神奈川県に一家で移り住んでいる。その頃から絵画に興味を持ち始め、土器や石器の収集や三味線の弟子入り、農民運動にも参加し検挙される事もした。そんな中から、遠縁にあたる宮内幸太郎の写真場に内弟子として住み込み写真の基礎を学んでいった。
 土門拳の代表作、写真集「古寺巡礼」が発刊され話題を呼んだ。実物より実物に近いと話題となり、一気に土門拳の名は広まった。
 土門拳は昭和49年に酒田市名誉市民第一号に議決された。その時、同氏より酒田市に77万点の作品全部が寄贈され、それを受けて酒田市は個人の写真展示館として世界最初の写真展示館を10年後にオープンさせた。
 その土門拳記念館は歴史的・文化的価値がある近代建築を選定するDOCOMOMO(ドコモモ)「日本におけるモダン、ムーブメントの建築」に選ばれた。DOCOMOMOは近代建築の保存に取り組む国際的学術組織で80か国の地域が参加して活動している。
 名誉なことである。

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うそ電話詐欺

2024年09月07日 | 日記

 先日わが家の固定電話がなった。私が出ると「○○さんですね。総務省の者です」とフルネームで呼ばれ、官庁からの電話に少し違和感があったものの、長男が官庁勤務なこともあり電話は切らずに続けた。「携帯番号は○○の○○番ですね」と聞いてきた。違っていたので「いや、○○の○○番ですよ」本当の電話番号を教えてしまった。「すみませんでした。するとお誕生日はいつだったでしょうか」と聞いてきた。これも又本当の事を言ってしまった。
 「変だなあ。どのようなお要件だったのでしょうか」というと「変だと感じたなら電話を切っても構いませんよ」これはやられたと思い電話を切った。相手番号の履歴が残っていたのですぐに警察に電話した。「それはうそ電話詐欺です。また掛かってきたら絶対電話に出ないことです」と注意をされた。本名と電話番号はホームページで公開している。携帯番号を教えた事は私の不注意である。その後、携帯に変な電話はない。
 前には妻に投資話の電話があった。家族と相談をすると言ったら「2時間後にまた電話する」と言ってきたので、警察に連絡した。すると刑事さんが来てくれて2時間待った。予定通り電話があり、刑事さんが電話に出て、矛盾点を突きながら、最後に「警察だよ。バカ」で終わった。
 毎日のようにうそ電話詐欺の被害が報道されている。自分は大丈夫とは思わない方がいい。だますのが仕事だからうまいに決まっている。

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