激しかった酒田市長選が終わった。下馬評通り本間正巳さんが当選した。3572票の差は評価の分かれる所である。現職の代議士を辞任して市長選に挑んだ、知名度抜群のブランド力にこれだけ勝てた事は、評価すべき歴史的な結果だとする見方もある。
一方、何ら実績のない40歳の女性というだけ。それに前市長の政策批判や、すでに議会決議されている庁舎建設の見直しなど市議会を否定する発言を繰り返すネガティブな政策のみで、これだけ得票出来るとは驚きであると言う評価もある。
市長は酒田市を代表する顔である。私たちの未来を託す最も身近な存在であるにも関わらず、投票率が59%と史上最低記録を更新した。なぜ盛り上がりに欠けたのか点検の必要がある。4割の有権者が白紙委任するとは、流動人口の多い大都市では理解できるが、酒田市でこんな現象が現れるとは何故なのか。政治と民意のかい離があるとすれば、反省しなければならない。投票行動は民主主義の原点であり避けては通れない。
知事の行動にも驚いた。市民の選択権に介入するべき行動は、よほどの事がない限り、慎まねばなるまい。お友達だとか、女性同士だからとは聞いてあきれる蛮行である。知事の評価は一気に下降した。
いろいろ反省すべき点を多く残しながらも、市長選は終わった。
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