とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

日本画の名品がずらり

2024年02月24日 | 日記

 酒田市美術館は「新田嘉一コレクション」の日本画を中心とした名作展示会で大勢の鑑賞客でにぎわっている。新田さんの所蔵する特別企画展は今度で3回目となる。今回は日本画の巨匠の作品16点が展示され、近くの美術館で鑑賞きることは何よりありがたいと思っている。
 先ず目に付いたのは、丸山応挙の六曲一双の屏風「韓愈雪行図」の大作である。部屋いっぱいに展示された国宝級の気配を感じさせる大作は圧巻であった。海外流出の可能性を感じ取った新田さんが所蔵した作品と聞いている。馴染み深い近代日本画の巨匠横山大観や伊東深水の作品には食らいついて見つめた。
 江戸時代の丸山応挙、鹿野探幽、鹿野常信、鹿野芳崖も展示されていた。丸山応挙の「福禄寿」は高齢化社会を見据えた高齢者の偉光を感じさせる作品に思えた。
 スクールバスで子供たちが鑑賞しながら、鑑賞者のアンケートを取っていた。「中学生ですか」と尋ねると「小学生です」の答えにびっくりした。小学校の時から名画を鑑賞する学習に感動を覚えた。

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