天気につられて羽黒山にお参りする事になった。羽黒山・月山・湯殿山の出羽三山の合祭殿は羽黒山にあり、この社殿にお参りすれば三山全てをお参りしたご利益があると言われている。三山で一番高い山の月山は、芭蕉が詠んだ「雲の峰 いくつ崩して 月の山」高い山に雲が折り重なっている様子伝わってくる。月山は夏山スキーのメッカでもある。
羽黒山に着くと、世界各国の研修者とその家族七十名ほどが、国宝・五重の塔などを見学していた。サポートには羽黒高校国際コースの2年生がウエルカムボードを掲げ出迎え、髄神門や鏡池などを英語で解説していた。本来は山の下にある五重塔から羽黒山頂社殿までの1446段の石段を登りつめ、合祭殿までたどり着くのが修行だったがしかし、今はバスが山頂まで運んでくれるので年配のお参りも楽になったと言える。
合祭殿は神秘に溢れ、厳かである。賽銭を投げ入れ「家内安全身体堅固」をうやうやしく祈願した。
おみくじも引いた「大吉」だった。しかし、日常を鑑みると大吉は遠い世界に見える。出羽三山は機会があればお参りしたくなる神宿のひとつである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます