とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

輪島の朝市

2009年09月18日 | インポート

Img_2162  能登半島を訪問する機会に恵まれた。流刑の地とも言われ、神秘的な文化や景観には語るに語れない奥深さを感じた。千枚田は今もボランテアなどで受け継がれ、重要景観として残されている。
 2007年の能登半島地震は記憶に新しい。輪島市西南西沖40キロが震源地で、マグにチュウドは6.9。震度6強は七尾市、輪島市、穴水町で、余震が500回を数える。全壊家屋684棟で半壊家屋、一部損壊家屋は3万棟にも及んだ。幸いなことに死者は、倒れた石灯籠の下敷きで犠牲となった方がひとりだけだった。道路の損壊や、山崩れも各所に発生したが今はすっかり修復されて、その形跡は見当たらない。
 輪島の朝市に行った。1千年以上も前から続いているだけにさすがに活気があった。200店もならぶ市で、殆どの売り子は女性である。物々交換が起源とされ、価格交渉も楽しみのひとつである。ただ、観光化された今は、すれたおばちゃんの客引きには少しうんざりした。おばちゃんの売り込みに負けて、私も海産物を買わされた。勿論、値引き交渉が成り立ってのことである。

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