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いつものように5時50分、お孫ちゃんのお出まし。
朝の散歩がてら、パパとママのお弁当を取りに来るのだ。
読み終えた「銭天童」を返して、「最後のお話しがよかったね」というと、「あれはちょっと感動だったね」とお孫ちゃんも返してきた。
人を蹴落としてものし上がりたい欲望と、友だちを許せる人間の広い心との葛藤を、二つのお菓子、欲望をかなえるお菓子、きれいな心になるお菓子にそれぞれ魅せられたこどもが、自分をさらけ出して友情を深める話でした。
「よくいろいろなお菓子を考えつくね。子どもの気持ちがよくわかる人なんだね。
ほら、裏表紙に作家のこと書いてあるけど、児童文学をたくさん作った人だね。『児童文学賞』ももらっている」
「ふーん、作家は大人だから、大人の気持ちもわかるんだ。だからこんな風に書けるんだね。次の読む?」
「そうだね、貸して」
というと、「うん。じゃ、また!」と、お弁当を持ってさっそうと出ていきました。
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