中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

働くことと子育て

2024年07月16日 16時51分15秒 | 活動日誌
病院からのお便りです。
 
 
病棟の掲示板に、栄養科のニュースや一週間の献立表、入院セットレンタルの案内、患者さんからのお礼のお断りの丁寧な文書、その他いろいろ貼ってあります。
 
暇だから、つぶさにみます。
 
その中に「看護基準」も貼ってありました。
患者に対する看護師の割合ですね。
 
 
「この病棟は7対1人、つまり、昼間は6~7人に一人、準夜、夜勤は19人に一人」だと説明がありました。
 
 
ICUや救急病棟、新生児病棟は、2対1、3対1、4対1などが適応されますね。
そのほか10対1、13対1などの基準があって、基準によって入院基本料金が違ってくるので、病院は経営面からみても看護基準は大事になって来るのでしょう。
 
 
そうか、夜は19人を一人でみているのか、あっちでこっちでコールが鳴ったら走り回らなければ、ですね。
 
 
夜通し激しく咳き込んでいる方もいれば、手術を終えたばかりで痛がっている人、「看護婦さーん、看護婦さーん!」と叫んでいる人もいる。
 
「どうしました?」と飛んでくる看護師さん。
 
 
看護師さんが頼りですからねえ。ありがたいことです。
 
看護師さんを援助する看護助手さんは5人から6人の配置だそうです。
 
看護助手さんも大変、ポータブルトイレの清掃や机などの消毒、食事の配膳下膳などたくさんあります。
 
家に帰ればお母さん、お父さんに変身する人もたくさんいます。男性の看護師さんもいますから。
 
私も共働きでしたので、子育て中は髪振り乱して!必死になって毎日を過ごしてきましたので、皆さんの大変さ、よくわかります。
「がんばれ!」と声援を送りたい。
 
岸内閣がやるような、小手先の子育て支援では全くだめですね。
 
突き詰めて言えば、労働の軽減と賃金アップのための抜本的な政策が必要と思います。
さらに、給食費の無償化、高校や大学の授業料の無償化なども実現したいものです。
 
「学費値上げ反対」の運動で、東大の学生中心に若者ががんばっていますが、若いかたのエネルギーに期待しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする