東北部新聞の編集会議で分散登校の様子の情報交流をして、実態の聞き取り調査をする段取りを立てました。
滝沢市会議員は、地元の小学校に直接お訪ねすると同時に、知り合いの教師にも聞き取りをし、実情や悩みや要求をお聞きすることに。
また、われわれと共に保護者を訪問することになりました。
それとは別に、私は今日は、親御さんお二人に聞き取りができました。
●● Hさんは、1年生と3年生の二人のお子さんがいます。
「1月中は何とか午後、仕事を休ませてもらいましたが、午前中は留守番です。
『学校からの日課表をやるんだよ』と言い聞かせましたが、やれるものではありません。何もやっていませんでした。
2月に入ったらそうはしていられない。食べてゆけないから働かなくては。
学校にお願いに行きました。
登校グループの下校時間の2時20分まで見てもらうことに。お弁当持ちです。
休み中の課題をやるそうですが、先生がついているのだと思いますが、よくわからない。
部屋あそびできる物をもってきてと言われたので、ずっと部屋の中にいるのではないでしょうか。
8日までということですが、きっと延長になるのでは・・・・とほんとに困っています。
児童館のほうも、できれば休んで欲しいようで・・・」
●● もうひとりのMさんは、3年生を頭に3人のお子さん。
「3人で留守番です。午後、祖母が来てくれる時もありますが、来ないときは一日留守番ですね。
学校が分散なのに児童館は密なのでは。児童館にも行っていません。
学校には、先週は家庭学習が一日だけだったので何とか留守番で過ごしましたが、来週から多いので悩んでいます。
学校にお願いするのも悩んでいます。人数が多いから、学校の方が感染の確率が高いかなと。
ほんとにしかたないですね。どうしていいか、どうしようもない」
お二人お聞きしただけでも、実感として迫ってきました。
現場の先生のお話もおききすれば、もっと実情が浮かび上がってくることでしょう。
山の中の小さな学校では、大した変化なく学校生活を送っているとの話も聞きました。
聞き取りをまとめて、なにかちょっとでも対策が取れるのか、知恵出しですね。
とにかく、スティホームが一番だとしても、それが困難の上に、ストレスもあります。
医療・福祉・教育・・全てにおいて、国民に背を向けてきた自民党政治の結果が噴出しています。
私たちの調査で、何も効果的な対策はつじゅれないかもしれません。
が、少なくても実態を知ることで、子ども達の心に寄り添い、先生方と共感しあって、この困難を乗る切る連帯感は作ることができるかな・・・と。
また、リモート学習をしている中高生と担当の先生には、また違う悩みや困難があることは、容易に想像できます。
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ヒイラギ 小さな優しい花を守るように、葉っぱはチクチク。