医療生協のママたちの班会、「森・もりねっと」でした。10人来るともあり、3人の時もありですが、継続は力で月1回のペースでもう3年。
時々の要求で、看護師さんや栄養士さんなど、中央病院の職員に来てていただくこともあります。
毎回の血圧や体脂肪の検査、尿チェックは大変喜ばれています。ママたちは忙しくて自分の健康は二の次になりがちですから。
今日は私の担当で、子育て相談日。
ママたちの悩みの一つは、生活リズムでした。 幼稚園に通う子たちなので、昼寝がない。だから、どうしてもリズムが狂うのです。
「朝は起きれない。居間にきてまたグターッとなっている」「朝食を食べたがらない」
「5時ごろ眠くなるのですが、寝せるとご飯を食べないし・・・無理に起こしておけば朝だめ」
また、送迎のバスが、早い便、遅い便が月で交代。早便は9時出発3時帰宅。遅い便は10時ー4時。
「遅い便の時は間が持ちません。だらだら過ごすだけになってしまう」
「だから家ではバスではなく、自分たちで送迎しています」
保育園には子どもの発達に合わせた暮らしがあります。睡眠も発達する。赤ちゃんのように一日に何度も寝る多相性の睡眠から、だんだん2度のお昼寝、それが1度だけになって、年長さんも終わるころには昼寝はなくなって単相性の睡眠に入ります。大脳の発達に即しての眠りも変化するのです。
昼寝は大事、年少さんからはパジャマに着替えての昼寝。本格的に「寝るぞ!」の構えです。それくらい、生活の大事な取り組みに位置づけられているのです。
私は幼稚園を否定するものではありませんが、昼寝がないことについては、無理のある暮らしだなあ・・・・と思わざるをえません。
同じ乳幼児であるのに、保育園と幼稚園、厚生労働省と文科省に管轄が分かれているのは変。一元化したいなあと個人的にも思っています。
でも、今政府が行っている無理やり幼稚園と保育園をくっつけるやり方は間違っています。認定子ども園ですね。
大体、乳幼児期の大切さを踏まえた政策ではありませんからね。待機児童対策で、幼稚園が70パーセントの充足率なのでくっつけてしまえ、が発想だもの。内容は劣悪なもの、子どもはものじゃないんだぞ!!と私は言いたい。