中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

住民自治って政治の基本だよね。

2016年02月26日 20時55分43秒 | 活動日誌

 

 

「昭和の森公園」を残してほしいという住民要求は非常に強く、署名も好調な滑り出しです。非常に素晴らしい公園ですからね。

 「公園は空間が大事です」と住民の声、その通りです。

 

 「利用者が少ないから、保育園にして利用価値を高める」と、数で費用対効果だけを求める考えは、さもしい、カスカスの人間のすることだなあ。

 

 それに、決して少なくない。特にお花見の時期は500人、800人という方が憩っているんですよ。

 

 不可解なことは、市長の秘書課の態度。

 

 署名を持っての市長陳情の日程の交渉をしたところ、「昭和の森公園のそこに作るとまだ決まってないのに、反対の署名は受け取れない」と陳情を拒否したことです。

 これって、何?

 

 担当部局が何度も「そこに建設予定」と説明会を開いてきたし、先日は現地で共産党の市議団にも説明をしたのです。

 だから「考え直して」の署名を始めたのに、市長の秘書課の対応は何?? この温度差。

 

 もちろん、適切な対処をしてゆきます。

 

 住民が怒って当たり前の、むちゃくちゃな計画なんです。

 

 公園に移転を考えられている皐月保育園のお子たちの97パーセントは、下に住んでいます。

 

 公園は上。雪の量も違うんですよ。

 

 急で曲がりくねった細い危険な道を上ってこなければなりません。送迎は車だけではなく、徒歩、自転車もあります。ジィジ、バァバの送迎もあります。

 

 徒歩なんて、車に吹っ飛ばされてしまう。

 

 バスが通る。工場へ行くトラックが通る。だから車だって、危ない。

 

 昨日、私はサイドミラーを損傷した。狭いカーブだから、キープレフトも守り切れない。すれすれにスピードを出してきた車に、バンっとやられちゃった。雪がなくてもこの状態。

 

 政府の言うなりの地方政治も、住民の抵抗はもちろんだけど、政権がかわれば新しい政権の方針で変わってくるんだろうね。

 今朝の朝ドラで、大隈重信の奥方が言っていました。「男は変わる。大隈だってそうだ。でも女性は・・・」

 

 男性がみんなそうだという事ではなく、権力の下での公務員の任務は何なのか。考えますね。

 

 生協運動発祥の地、イタリアのボロー二アでも住民自治の発展の歴史をしりたいなあ・・・と、改めて井上ひさしさんの「ボローニア紀行」を開きました。

  感動的な本でしたから。

 

 

 

 

コメント
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