「昭和の森公園」を残してほしいという住民要求は非常に強く、署名も好調な滑り出しです。非常に素晴らしい公園ですからね。
「公園は空間が大事です」と住民の声、その通りです。
「利用者が少ないから、保育園にして利用価値を高める」と、数で費用対効果だけを求める考えは、さもしい、カスカスの人間のすることだなあ。
それに、決して少なくない。特にお花見の時期は500人、800人という方が憩っているんですよ。
不可解なことは、市長の秘書課の態度。
署名を持っての市長陳情の日程の交渉をしたところ、「昭和の森公園のそこに作るとまだ決まってないのに、反対の署名は受け取れない」と陳情を拒否したことです。
これって、何?
担当部局が何度も「そこに建設予定」と説明会を開いてきたし、先日は現地で共産党の市議団にも説明をしたのです。
だから「考え直して」の署名を始めたのに、市長の秘書課の対応は何?? この温度差。
もちろん、適切な対処をしてゆきます。
住民が怒って当たり前の、むちゃくちゃな計画なんです。
公園に移転を考えられている皐月保育園のお子たちの97パーセントは、下に住んでいます。
公園は上。雪の量も違うんですよ。
急で曲がりくねった細い危険な道を上ってこなければなりません。送迎は車だけではなく、徒歩、自転車もあります。ジィジ、バァバの送迎もあります。
徒歩なんて、車に吹っ飛ばされてしまう。
バスが通る。工場へ行くトラックが通る。だから車だって、危ない。
昨日、私はサイドミラーを損傷した。狭いカーブだから、キープレフトも守り切れない。すれすれにスピードを出してきた車に、バンっとやられちゃった。雪がなくてもこの状態。
政府の言うなりの地方政治も、住民の抵抗はもちろんだけど、政権がかわれば新しい政権の方針で変わってくるんだろうね。
今朝の朝ドラで、大隈重信の奥方が言っていました。「男は変わる。大隈だってそうだ。でも女性は・・・」
男性がみんなそうだという事ではなく、権力の下での公務員の任務は何なのか。考えますね。
生協運動発祥の地、イタリアのボロー二アでも住民自治の発展の歴史をしりたいなあ・・・と、改めて井上ひさしさんの「ボローニア紀行」を開きました。
感動的な本でしたから。