冠雪した飯縄山、陽だまりのタンポポを見ながら、原田さんと後援会の栗岩さんと3人で、地元の訪問活動でした。歩けば歩くほど、署名は集まります。赤旗も購読者が増えました。
「赤旗はいいとわかってるんだけどねえ。読みたいけど、節約に節約で厳しすぎます」
「職場でノルマがあって、結局、自腹を切って自分で買っています。給料が足りない」
「暖房費も削っている」
そんな厳しい声を聴くたび、そんな中で購読を約束してくださった方には心から感謝です。同時に、皆さん、年越しができるのだろうか、ひもじい人はいないだろうか、暖も取れずに震えている人はいないだろうか・・・と、反貧困ネットの活動に期待をかけます。
私の孫は、十分な食事をとり、十分な正月を予定されています。
でも、クリスマスプレゼントはおろか、おもちさえ食べればない子がいるとしたら(確実にいるのです)、心に寄り添てくれる大人がいない子どもがいるとしたら(いるのです!)、十分であることが申しわけないとさえ思ってしまします。
こんな不平等はあってはなりません。
私は、亡き父の言葉を時々思い出します。
晩婚で60才過ぎても子どもが小さかった父、無年金者で、学歴もなくまじめ一本で働き続け貧しい家庭を支えた父が、私が大学生の時、職場で機械に巻かれ、右腕一本失いました。労災になり、障がい者年金が支給されることになりました。
その時の父の言葉は「右腕一本で死ぬまで保障された。安いもんだ。まだ左腕がある」でした。なんで??おかしいよ。こんな理不尽はなくさなくては。
私が党員として生きることを、いつも励ましてくれる言葉です。
思い出しながら、寒くても、頑張らなくっちゃ、と思いました。