2020年3月3日(火) (続き)
郷土の森公園での食事を終えて13時ちょうどに出発する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/43/a240a5b60d611aae4365fc778652bd3b.jpg)
北西側の新田川緑道に入るところに、「アド街ック天国」で紹介された和菓子の青木屋
の、郷土の森工場売店があったので立ち寄る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/8a/5cc9abb6c9291a7ea6894f2028211af4.jpg)
ほかの店と同じ商品のほか、製造工程で出てしまった2等品を求めやすい価格で直売し
ているという。ミニバームショコラというアウトレット商品らしいものをひとつ購入した。
売店の背後には、ここが菓子の工場とは思えぬ大規模な工場の建物が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/25/030fb9549024aa4bdd5f86c09e565447.jpg)
新田川緑道をサントリー武蔵野ビール工場のそばまで進んで西南西方向へと回り込む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/1e/c0ebddb1c5be587d6a9fb9b4a0544275.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/af/922939b1210700e058b544403b3f2c80.jpg)
南北に延びる下河原緑道のそばまで進み、芝間通りに入って北北東に向かい、サントリ
ー武蔵野工場の西門前を過ぎる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/a4/b39b94b6cce175bb53414692b5e47d38.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/31/c3e54049262065801d0d79c64f8c85bc.jpg)
中央自動車道下を北に抜けると、すぐ先が都指定史跡の「三千人塚」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/af/d75230ae6568ae126674e31773f91cf1.jpg)
道路際に「府中の名木百選」の「三千人塚のエノキ」があり、ちょうど剪定(せんてい)
作業中だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/43/ce3f8ef744aa2ca89f43e277e01a271b.jpg)
三千人塚は、江戸時代の地誌「武蔵名勝図絵」などにも紹介された由緒ある塚のよう。
平成17(2005)年の調査で、元弘3年の分倍河原の合戦で亡くなった3千人の戦
死者を埋葬したという伝承とは関係なく、江戸時代に造られたものと分かったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/72/b5c2082c868a6cc2c51792c4f4253bdf.jpg)
「府中の名木百選」のエノキは、樹高13.5m、幹囲2.5mあり、今は枯れ枝だが
枝を大きく伸ばして立っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/bd/91da8a372e668ba2bc7c6edfa23873fc.jpg)
市立南保育所前交差点を右折して東への遊歩道へ。ケヤキの古木が続き、中ほどに幼児
の「電車ごっこ」像があり、この道は軌道敷の跡地と記されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/1c/2223f3df3b0d6ad1fd590a36fd4e5398.jpg)
もと国鉄東京競馬場線の廃線跡で、中央線の国分寺駅から東京競馬場前駅までの旅客線
があったが、武蔵野線の開業に伴い昭和48(1973)年3月末で廃止されたらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/5c/be3c1a2cd26df81b126cf130673d8b3b.jpg)
右手には矢崎町防災公園がある。一見普通の公園のようだが、園内には手押しポンプの
防災井戸、普段はベンチになっているかまどベンチ・スツール、災害用仮設トイレ、耐震
用貯水槽など災害時に役立つ設備が用意されているという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/2d/dbc83ae2bf4cba8339e97977a8c29bc3.jpg)
設定コースは、北へ進めばすぐ先に見える府中本町駅がゴールだが、まだ13時半過ぎ
なので、もう少し東側も回って府中本町駅に向かうことにした。
JR南武線の下をくぐって線路の東側へ。駅から東京競馬場への高架橋下を抜けるとす
ぐ、競馬場の北西側に天台宗安養寺があった。
安養寺は、川越の喜多院と同様に慈覚大師により開山されたとか。永仁4(1296)
年に勅命により再興され、江戸時代には寺領15石の朱印状を拝領し、末寺10数ヵ寺を
擁していたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/18/ae71cdd29d6eda95836e94744a61c28d.jpg)
桜並木の参道を進み山門を入る。突き当たりは観音堂で、背後間近に東京競馬場の観覧
席が望まれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/73/b818595f32de815ee48b69be4dab0f7a.jpg)
本尊の観音菩薩は浅草寺の分体とか。多摩川三十三所観音霊場第5番札所である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/61/cd2aa906a506c7b6f6b57a0a249a82e0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/b2/e8896dbadd998665fc66b38ff5652f50.jpg)
正面上部に大正8(1919)年奉納の新宿や浅草の商店や旅館の方々のものと、私が
生まれて間もない頃の大師講講中からの掲額が目に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/15/e0fc2d66f03fa066344ce0168aa747c9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/20/d4423718e88f1e1af55c04a48e4ec721.jpg)
本堂は南向きで、そばに「府中の名木百選」で樹高18m、幹囲2.9mの「安養寺の
モミノキ」が立っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/4b/d42baa09351b4f25e73fe527520effba.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/0b/b0957d9da83e8e1d2d15cf68dc53972d.jpg)
北側に隣接するのが真言宗豊山派の妙光院。小さい山門を入り、朱塗りの仁王門をくぐ
った正面が宝形造(ほうぎょうづくり)の本堂である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/13/27b6b20a703b4a011b18450642caaaf9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/8d/37feb409750e7e14932bb75e23c0a244.jpg)
妙光院は真如法親王が貞観元(859)年に開山し、江戸時代には幕府からは寺領15
石の朱印状を拝領しており、当時は末寺20数ヵ寺を擁したとか。多摩八十八ヶ所観音霊
場第23番札所である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/2e/9a9bec9ed89e4c43119d312dd006c8eb.jpg)
本堂の右手前には、やはり「府中の名木百選」に選定された樹高25m、幹囲3.9m
の「妙光院のイチョウ」が立っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/c9/eb48dc4767f198548c52d2c00abde381.jpg)
本堂左手奥には金比羅堂↑があり、隣接して庫裡らし建物があるが、無人なのか閑散と
している。シダレウメの咲く横から山門を出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/de/ffb664defb0e7be63dd0d8330752076c.jpg)
北へと緩やかに上がり、西側の鳥居を入って大国魂(おおくにたま)神社へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/0c/6d720d657dad3a42c5c8198e44cc964b.jpg)
大国魂神社は、第12代景行天皇41(111)年創立という古社。大化の改新後に武
蔵国司が国内諸社の巡拝等により国内の諸神を祭ったので「武蔵総社」と称したとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/13/62fd4539c6f2d10a498c5dfb60d34186.jpg)
鎌倉幕府から江戸幕府に至るまでの代々には幕府の崇敬厚く、江戸時代には社領500
石の朱印状を拝領したという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/b6/f6c57a772526f8ae303f37fb60931ecd.jpg)
拝殿は北向きで、拝殿右手には東京都酒造組合に加盟する9社の銘酒が奉納されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/9e/ed9160841e217a05f0ce2c81eb47ba50.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/80/5bdfef43cd015476e9e65cd16f690ef4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/fe/575d7ad04ec8c829a7e4ab5c8ee7b8fc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/1c/ca449b358f018f4467b90dc19db1ee6e.jpg)
仁王門には、新型コロナウィルスの感染症予防の張り紙がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/27/236f0242936b0cdb81140d4d04f6b753.jpg)
仁王門を出ると、樹高20m、幹囲2.6mの「府中市の名木百選」に選定された「大
国魂神社のモミの木」が立っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/ae/5218ec35267317e351c2fe9806db12b4.jpg)
仁王門の北東側にある鼓楼(ころう)は、嘉永7(1854)年の再建。太鼓で時を知
らせる建物で主として寺院に設けられているが、この鼓楼は当初の原型を保っていて、神
社では数少ない貴重な建物のよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/8c/d36de2076c8764e07722bd9e3d083a59.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/b2/8a5d86342f43dcd199e851f8c11c07e4.jpg)
西側参道際にある寝殿造りの手水舎には、立派な彫刻が施されていて、ほかではあまり
見られない豪華な造り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/ee/d73569966c45ae4ed128bfdcc13a977d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/c1/82a2e56b4bb37780f85d271a2c9c4f9c.jpg)
手水舎の横から西に延びる六所口通りを進み、府中本町駅には14時25分にゴールし
た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/85/bd5982e0ba5cd9e6c605e733f74179ec.jpg)
今回のコースは、昨年11月17日(日)のカタツムリ歩行同窓会で訪ねたところもあ
るが、初めての場所もたくさん巡った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/28/55d172549bf85b1fad0a115fd7e5b378.jpg)
気づいたことは、府中市内には緑道や遊歩道が多いこと↑、緑道以外の一般道にも歩道
があり、さらに小さい公園でもトイレがあるなど、安心してウオーキングできる環境が整
っていることが感じられた。
使用したウオーキングマップは、縮尺1万分の1なので2万5千分の1地形図にも表示
されていない細い道なども表示されていて、さらに街道や通り、遊歩道などの名、トイレ
の場所、交差点名など、歩く人のための情報がかなり細かく記されているので、大変使い
やすかった。
そのマップには、また幾つものコースが紹介されているので、それらも歩いてみたい。
(天気 晴後快晴、距離 9㎞、地図 「府中市 水と緑のネットワーク ウオーキング・
マップ」、歩行地 府中市、歩数 16,800)
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郷土の森公園での食事を終えて13時ちょうどに出発する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/43/a240a5b60d611aae4365fc778652bd3b.jpg)
北西側の新田川緑道に入るところに、「アド街ック天国」で紹介された和菓子の青木屋
の、郷土の森工場売店があったので立ち寄る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/8a/5cc9abb6c9291a7ea6894f2028211af4.jpg)
ほかの店と同じ商品のほか、製造工程で出てしまった2等品を求めやすい価格で直売し
ているという。ミニバームショコラというアウトレット商品らしいものをひとつ購入した。
売店の背後には、ここが菓子の工場とは思えぬ大規模な工場の建物が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/25/030fb9549024aa4bdd5f86c09e565447.jpg)
新田川緑道をサントリー武蔵野ビール工場のそばまで進んで西南西方向へと回り込む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/1e/c0ebddb1c5be587d6a9fb9b4a0544275.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/af/922939b1210700e058b544403b3f2c80.jpg)
南北に延びる下河原緑道のそばまで進み、芝間通りに入って北北東に向かい、サントリ
ー武蔵野工場の西門前を過ぎる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/a4/b39b94b6cce175bb53414692b5e47d38.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/31/c3e54049262065801d0d79c64f8c85bc.jpg)
中央自動車道下を北に抜けると、すぐ先が都指定史跡の「三千人塚」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/af/d75230ae6568ae126674e31773f91cf1.jpg)
道路際に「府中の名木百選」の「三千人塚のエノキ」があり、ちょうど剪定(せんてい)
作業中だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/43/ce3f8ef744aa2ca89f43e277e01a271b.jpg)
三千人塚は、江戸時代の地誌「武蔵名勝図絵」などにも紹介された由緒ある塚のよう。
平成17(2005)年の調査で、元弘3年の分倍河原の合戦で亡くなった3千人の戦
死者を埋葬したという伝承とは関係なく、江戸時代に造られたものと分かったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/72/b5c2082c868a6cc2c51792c4f4253bdf.jpg)
「府中の名木百選」のエノキは、樹高13.5m、幹囲2.5mあり、今は枯れ枝だが
枝を大きく伸ばして立っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/bd/91da8a372e668ba2bc7c6edfa23873fc.jpg)
市立南保育所前交差点を右折して東への遊歩道へ。ケヤキの古木が続き、中ほどに幼児
の「電車ごっこ」像があり、この道は軌道敷の跡地と記されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/1c/2223f3df3b0d6ad1fd590a36fd4e5398.jpg)
もと国鉄東京競馬場線の廃線跡で、中央線の国分寺駅から東京競馬場前駅までの旅客線
があったが、武蔵野線の開業に伴い昭和48(1973)年3月末で廃止されたらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/5c/be3c1a2cd26df81b126cf130673d8b3b.jpg)
右手には矢崎町防災公園がある。一見普通の公園のようだが、園内には手押しポンプの
防災井戸、普段はベンチになっているかまどベンチ・スツール、災害用仮設トイレ、耐震
用貯水槽など災害時に役立つ設備が用意されているという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/2d/dbc83ae2bf4cba8339e97977a8c29bc3.jpg)
設定コースは、北へ進めばすぐ先に見える府中本町駅がゴールだが、まだ13時半過ぎ
なので、もう少し東側も回って府中本町駅に向かうことにした。
JR南武線の下をくぐって線路の東側へ。駅から東京競馬場への高架橋下を抜けるとす
ぐ、競馬場の北西側に天台宗安養寺があった。
安養寺は、川越の喜多院と同様に慈覚大師により開山されたとか。永仁4(1296)
年に勅命により再興され、江戸時代には寺領15石の朱印状を拝領し、末寺10数ヵ寺を
擁していたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/18/ae71cdd29d6eda95836e94744a61c28d.jpg)
桜並木の参道を進み山門を入る。突き当たりは観音堂で、背後間近に東京競馬場の観覧
席が望まれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/73/b818595f32de815ee48b69be4dab0f7a.jpg)
本尊の観音菩薩は浅草寺の分体とか。多摩川三十三所観音霊場第5番札所である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/61/cd2aa906a506c7b6f6b57a0a249a82e0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/a3/6f4c05222a8cfd8e799f9b9b1b853d12.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/b2/e8896dbadd998665fc66b38ff5652f50.jpg)
正面上部に大正8(1919)年奉納の新宿や浅草の商店や旅館の方々のものと、私が
生まれて間もない頃の大師講講中からの掲額が目に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/15/e0fc2d66f03fa066344ce0168aa747c9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/20/d4423718e88f1e1af55c04a48e4ec721.jpg)
本堂は南向きで、そばに「府中の名木百選」で樹高18m、幹囲2.9mの「安養寺の
モミノキ」が立っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/4b/d42baa09351b4f25e73fe527520effba.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/0b/b0957d9da83e8e1d2d15cf68dc53972d.jpg)
北側に隣接するのが真言宗豊山派の妙光院。小さい山門を入り、朱塗りの仁王門をくぐ
った正面が宝形造(ほうぎょうづくり)の本堂である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/13/27b6b20a703b4a011b18450642caaaf9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/8d/37feb409750e7e14932bb75e23c0a244.jpg)
妙光院は真如法親王が貞観元(859)年に開山し、江戸時代には幕府からは寺領15
石の朱印状を拝領しており、当時は末寺20数ヵ寺を擁したとか。多摩八十八ヶ所観音霊
場第23番札所である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/2e/9a9bec9ed89e4c43119d312dd006c8eb.jpg)
本堂の右手前には、やはり「府中の名木百選」に選定された樹高25m、幹囲3.9m
の「妙光院のイチョウ」が立っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/c9/eb48dc4767f198548c52d2c00abde381.jpg)
本堂左手奥には金比羅堂↑があり、隣接して庫裡らし建物があるが、無人なのか閑散と
している。シダレウメの咲く横から山門を出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/de/ffb664defb0e7be63dd0d8330752076c.jpg)
北へと緩やかに上がり、西側の鳥居を入って大国魂(おおくにたま)神社へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/0c/6d720d657dad3a42c5c8198e44cc964b.jpg)
大国魂神社は、第12代景行天皇41(111)年創立という古社。大化の改新後に武
蔵国司が国内諸社の巡拝等により国内の諸神を祭ったので「武蔵総社」と称したとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/13/62fd4539c6f2d10a498c5dfb60d34186.jpg)
鎌倉幕府から江戸幕府に至るまでの代々には幕府の崇敬厚く、江戸時代には社領500
石の朱印状を拝領したという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/b6/f6c57a772526f8ae303f37fb60931ecd.jpg)
拝殿は北向きで、拝殿右手には東京都酒造組合に加盟する9社の銘酒が奉納されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/9e/ed9160841e217a05f0ce2c81eb47ba50.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/80/5bdfef43cd015476e9e65cd16f690ef4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/fe/575d7ad04ec8c829a7e4ab5c8ee7b8fc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/1c/ca449b358f018f4467b90dc19db1ee6e.jpg)
仁王門には、新型コロナウィルスの感染症予防の張り紙がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/27/236f0242936b0cdb81140d4d04f6b753.jpg)
仁王門を出ると、樹高20m、幹囲2.6mの「府中市の名木百選」に選定された「大
国魂神社のモミの木」が立っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/ae/5218ec35267317e351c2fe9806db12b4.jpg)
仁王門の北東側にある鼓楼(ころう)は、嘉永7(1854)年の再建。太鼓で時を知
らせる建物で主として寺院に設けられているが、この鼓楼は当初の原型を保っていて、神
社では数少ない貴重な建物のよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/8c/d36de2076c8764e07722bd9e3d083a59.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/b2/8a5d86342f43dcd199e851f8c11c07e4.jpg)
西側参道際にある寝殿造りの手水舎には、立派な彫刻が施されていて、ほかではあまり
見られない豪華な造り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/ee/d73569966c45ae4ed128bfdcc13a977d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/c1/82a2e56b4bb37780f85d271a2c9c4f9c.jpg)
手水舎の横から西に延びる六所口通りを進み、府中本町駅には14時25分にゴールし
た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/85/bd5982e0ba5cd9e6c605e733f74179ec.jpg)
今回のコースは、昨年11月17日(日)のカタツムリ歩行同窓会で訪ねたところもあ
るが、初めての場所もたくさん巡った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/28/55d172549bf85b1fad0a115fd7e5b378.jpg)
気づいたことは、府中市内には緑道や遊歩道が多いこと↑、緑道以外の一般道にも歩道
があり、さらに小さい公園でもトイレがあるなど、安心してウオーキングできる環境が整
っていることが感じられた。
使用したウオーキングマップは、縮尺1万分の1なので2万5千分の1地形図にも表示
されていない細い道なども表示されていて、さらに街道や通り、遊歩道などの名、トイレ
の場所、交差点名など、歩く人のための情報がかなり細かく記されているので、大変使い
やすかった。
そのマップには、また幾つものコースが紹介されているので、それらも歩いてみたい。
(天気 晴後快晴、距離 9㎞、地図 「府中市 水と緑のネットワーク ウオーキング・
マップ」、歩行地 府中市、歩数 16,800)
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訪ねているので、見覚えあるかと思います。
マイペースでゆっくり歩いてみると、同じ場所でも新しい発見があり、
時期が変われば彩りも変わり、楽しみですね。
同じところでも歩く時期が違うと新しい発見があっていいも
のですよね。いいお天気のようでしたね。