あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国遍路・地図の見方、使い方/コースの選び方

2007-11-22 21:17:50 | 初めての四国遍路アドバイス
(9)歩いての四国遍路・地図の見方、使い方

 歩くときに見る地図は、『(5)四国遍路用の地図と
ガイドブック』で記したように、遍路地図と2.5万分
の1か5万分の1地形図の拡大コピーしたものを
使用する。

 道が分からなくなってから地図を開いたのでは、
現場確認が難しい。常時、地図を見ながら歩くよう
にして、どのくらい先に分岐があるか、目印の建物
は何かなどを認識しておけば、道に迷うことを減ら
せる。

 分岐点の多くには、へんろみち保存協力会などの
遍路標識があるので、見落とさないようにする。


 ほかの人と一緒だと、話に夢中になって標識を見
落としになりがちなので注意する。


 道路工事か所とか、似たような道路が多い市街地
や住宅地などでは、ほかの道に入りがちになる。

 分岐点では、行き過ぎを懸念して手前の分岐で入
りやすいので、距離、時間、方向、道路標識などを
勘案してよく確かめる。

 地図は北を上のままにして見るのではなく、行き先
を上にして見ると、現地との対照がしやすい。

  (進行方向の、こちら側を上にして見る)

   (手前側のこちらを下にする)

 札所や分岐、主要ポイントなどで時刻を記入して
おけば、後々でデジカメ写真との確認や、歩行記録
が容易になる。

 記入には、雨に濡れてもにじまないボールペン
(三菱uni POWER TANKなど)の、赤色を使用すれば
見やすい。

 
(10)コースの選び方

 遍路地図には、同じ区間でも国道を通過する(トン
ネルで抜けるところも)ルートと、峠越えなどの古く
からの遍路道との2コースを併記されているところが
ある。

 多くの場合、国道は近道だが歩道のないところは
車の危険にされされる。


 一方、旧道は、距離が長く時間もかかり、上り下り
もあるが、古い石仏や標識が残っていたり、峠からの
展望が得られるなど、歩く雰囲気はよい。
(注:上と下の写真の場所は同じ区間ではない)


 時間を短縮したい人は国道を、遍路の雰囲気を楽し
みたい人は旧道を選べばよい。
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