2008年4月16日〈水〉
=北杜市白州~新府~穂坂町=(その2)
![](http://clip.alpslab.jp/bin/map?pos=35/45/34.177,138/23/10.388&scale=250000)
すぐ先に、国の天然記念物「山高神代ザクラ」で知られる
実相寺があり、車で来た人で賑わっていた。
山高神代桜は、樹齢2000年といわれるエドヒガンザク
ラの古木。大正11年(1922)に、桜では初めて国の天然
記念物となった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/81/1c3189e3e895d4e1016088040fdcd19f.jpg)
しかし近年の環境変化で急激に衰え、樹高10.3m、枝
張り東西17.3m、南北13mになっているという。
たしかに樹勢は衰えているようだが、太い根元の幹には
圧倒される。この境内も花がいっぱい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/7b/3f3d35340ed69fe0a297e240d6aef7e2.jpg)
ソメイヨシノをはじめ、数知れぬ黄色いスイセンや、チュー
リップ、身延山のシダレザクラの子木などが、今を盛りと花
を競っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/12/bf7d642ddfc5b45d28e486ac4fc40946.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/34/92339c4a221b43d78152851eede88b46.jpg)
実相寺は、武田家に仕えた名家・蔦木(つたき)氏代々の
菩提寺。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/3b/5e3fc89e70b075f9b39407c9237cab9c.jpg)
墓地には、江戸時代初期の入母屋屋根を持つ独特の墓
が並んでいた。
白い花の咲くモモ畑や、紅白のシダレモモの並ぶ黒沢
集落を抜ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/47/93937201cf6f9c04ead897f74e0f8101.jpg)
黒沢川が右から近づいたあたりの畑に、数匹の猿が遊
んでいた。
黒沢川を越えて宮脇集落へ。諏訪神社の東側に、樹齢
250~300年と推定され、根回り3.16m、樹高11.5m
という、「宮脇のイロハモミジ」が新芽を見せ始めていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/70/c0ead7c958f6b46a31df94304d6b34e8.jpg)
国道20号に出て小武川橋を渡り、旧甲州街道の面影を
残す円野町上円井の家並みを通過する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/c9/6aa5d9303bf0a22a78fe4bf234fe268f.jpg)
中ほどにある内藤家のりっぱな長屋門内をのぞくと、
「明治天皇行在(あんざい)所」の石碑が立っていた。
旧甲州街道は、1㎞ほどで再び国道に合し、釜無川の
穴山橋を渡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/80/75730d69116f23a9d12bbaa5d3ef6607.jpg)
橋の下流、右岸沿いの牛頭島公園は、何年か前の甲州
街道ウオークの際の昼食地だった。
橋の先で、川の左岸に設けられたサイクリング路に入り、
河川敷も通過して1㎞ほど進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/f0/785281229c632617078c5864d758469f.jpg)
国道を横断して釜無川左岸台地に向かい(上)、芽吹きは
じめた広葉樹林下の旧道を標高差100m余り上がった。
下の写真は、台地に上がる途中からふり返った釜無川
沿いの眺め。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/3f/0915a9690e8869297b902357a3ffacc1.jpg)
JR中央線の東に回って次第窪集落を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/1b/d61a664a1205c1b756f74bab9a7e3c66.jpg)
12時55分に無人の穴山駅に着き、宿で作ってもら
った弁当を広げて昼食をする。 (続く)
=北杜市白州~新府~穂坂町=(その2)
すぐ先に、国の天然記念物「山高神代ザクラ」で知られる
実相寺があり、車で来た人で賑わっていた。
山高神代桜は、樹齢2000年といわれるエドヒガンザク
ラの古木。大正11年(1922)に、桜では初めて国の天然
記念物となった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/81/1c3189e3e895d4e1016088040fdcd19f.jpg)
しかし近年の環境変化で急激に衰え、樹高10.3m、枝
張り東西17.3m、南北13mになっているという。
たしかに樹勢は衰えているようだが、太い根元の幹には
圧倒される。この境内も花がいっぱい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/7b/3f3d35340ed69fe0a297e240d6aef7e2.jpg)
ソメイヨシノをはじめ、数知れぬ黄色いスイセンや、チュー
リップ、身延山のシダレザクラの子木などが、今を盛りと花
を競っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/12/bf7d642ddfc5b45d28e486ac4fc40946.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/34/92339c4a221b43d78152851eede88b46.jpg)
実相寺は、武田家に仕えた名家・蔦木(つたき)氏代々の
菩提寺。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/3b/5e3fc89e70b075f9b39407c9237cab9c.jpg)
墓地には、江戸時代初期の入母屋屋根を持つ独特の墓
が並んでいた。
白い花の咲くモモ畑や、紅白のシダレモモの並ぶ黒沢
集落を抜ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/47/93937201cf6f9c04ead897f74e0f8101.jpg)
黒沢川が右から近づいたあたりの畑に、数匹の猿が遊
んでいた。
黒沢川を越えて宮脇集落へ。諏訪神社の東側に、樹齢
250~300年と推定され、根回り3.16m、樹高11.5m
という、「宮脇のイロハモミジ」が新芽を見せ始めていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/70/c0ead7c958f6b46a31df94304d6b34e8.jpg)
国道20号に出て小武川橋を渡り、旧甲州街道の面影を
残す円野町上円井の家並みを通過する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/c9/6aa5d9303bf0a22a78fe4bf234fe268f.jpg)
中ほどにある内藤家のりっぱな長屋門内をのぞくと、
「明治天皇行在(あんざい)所」の石碑が立っていた。
旧甲州街道は、1㎞ほどで再び国道に合し、釜無川の
穴山橋を渡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/80/75730d69116f23a9d12bbaa5d3ef6607.jpg)
橋の下流、右岸沿いの牛頭島公園は、何年か前の甲州
街道ウオークの際の昼食地だった。
橋の先で、川の左岸に設けられたサイクリング路に入り、
河川敷も通過して1㎞ほど進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/f0/785281229c632617078c5864d758469f.jpg)
国道を横断して釜無川左岸台地に向かい(上)、芽吹きは
じめた広葉樹林下の旧道を標高差100m余り上がった。
下の写真は、台地に上がる途中からふり返った釜無川
沿いの眺め。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/3f/0915a9690e8869297b902357a3ffacc1.jpg)
JR中央線の東に回って次第窪集落を進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/1b/d61a664a1205c1b756f74bab9a7e3c66.jpg)
12時55分に無人の穴山駅に着き、宿で作ってもら
った弁当を広げて昼食をする。 (続く)
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