m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

北関東名建築巡り2016【ながめ余興場】

2016-06-14 | 北関東名建築巡り2016


お昼の後、やってきたのはみどり市の重要文化財となっているながめ余興場。
昭和12年に建てられた劇場建築で芝居や浪曲、映画や地域行事などに利用されてきた。




唐破風が立派な劇場入口





建物正面右手にある切符売り場




切符売り場と反対側のショーウィンドウ。




入口を入ったところにある映写室の扉(立ち入り禁止)





全国的にも珍しい手廻しによる廻り舞台がある。
娯楽の多様化で昭和62年に一旦閉館となったが保存運動が活発化し、現在は改修され
再びさまざまな公演などに利用されているという。




花道




舞台から客席を眺める。
実際に廻り舞台に乗って、舞台を回してもらうことができた。





2階席の窓からは渡良瀬川を望む絶景が





優美な曲線を描く2階席の手すり





天井中央にぶら下がる和風のシャンデリア




楽屋も見せていただく。
個室の楽屋




こちらは大部屋の楽屋




そしてトイレにはモザイクタイルも残されていた。








奈落
廻り舞台の仕掛けがあり、資料なども展示されている。

解説付きでゆっくり見学させていただくことができた。


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ポルトガル料理の会

2016-06-13 | 異食文化の会


久しぶりの異食文化の会、今回のテーマは「ポルトガル料理」
各自ポルトガル料理の本を借りてきたり、ネットで検索したりして、ポルトガル料理を2、3品ずつ持ち寄った。





ポルトガルではどんな家庭でも常備しているという国民食、干ダラ。
その干ダラを使ったコロッケ。
Kさんが生のタラをまず燻製にしてから作ってくれたという力作のコロッケ。
塩気が効いていてとってもおいしい!





アジやイワシもよく食べられているそうで、家庭でも炭火で焼き、レモンを絞って食べるそう。
パンにはさんで食べるのもポルトガル流だそうで、イワシの油がパンにしみてバターいらずなのだとか。
なるほど、パンとイワシも合うのかも?!





こちらはポルトガル料理の大定番という青菜汁caldo verde
じゃがいもと玉ねぎをピューレにして、ケールの葉を細くスライスしたものを煮て作る。
ケールの代わりに小松菜を使った。
最後にサラミをトッピングするのがポイントだとか。





そしてポルトガルのピーマンのピラフ。
魚料理や肉料理の付け合わせとして食べられるもの。
ポルトガルではお米も身近な食材だそう。





こちらもポルトガルの伝統的な家庭料理のひとつ、ひよこ豆のサラダ。
ゆで卵や玉ねぎが入ってる。





こちらのサラダもポルトガル定番のシンプルサラダ。
トマト、レタス、玉ねぎとにお酢の効いたサラダはさっぱりしてる。





イラン人のFさんはイラン料理を作ってきてくれた。
クフテベレンジというライスボールの煮込み
ターメリックやその他スパイスで煮込んだものだそう。





ライスボールの中には赤い豆が入ってる。





ひとしきり食事がすんだあとはポルトガルスィーツの部へ。
カステラの元祖といわれるパン・デ・ロー。
焼いた後、冷めると中央がへこむと書いてたのでこれで正解;





パン・デ・ローは18cmの型に卵黄7個、全卵2個入れただけあって、かなり黄色味を帯びてる。
中はほんとは半生になる予定だったけど、ちょっと焼きすぎたみたいで普通のカステラっぽくなってしまった;

もう一品、セラドゥーラは、細かく砕いたマリービスケットと、生クリームとコンデンスミルクを合わせて泡立てたクリームを
交互に器に盛って層状にしたお菓子。甘くておいしい~





今回もこれではたして合っているのかどうか?わからない未知のポルトガル料理に挑戦したけど、
なんとなくそれらしきものが作れて満足?!
久しぶりにメンバーで集えて楽しかったな。
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ウェスティン都ホテル京都・佳水園見学

2016-06-12 | 建築巡り・街歩き【京都】


今月の建築巡り講座で、ウェスティン都ホテル京都へ訪れた。
村野藤吾設計の和室別館「佳水園」へ。
佳水園は昭和35年に建てられた新興数寄屋旅館。





お庭を囲んで平屋建ての棟が建つ。
緩い勾配の銅板屋根が軽快で、庭との一体感がもてる配置となっている。









よく見たら芝生はひょうたん型





自然の岩山をそのまま利用したといわれる庭園






ごつごつした岩山が迫力いっぱいに迫ってくる。
その岩山の上にも客室棟が1棟。
一番良いお部屋だそう。





客室棟の内部へ。
玄関では斜めに入った桟が斬新な障子に驚く





庭園との一体感が味わえる大きな窓が入ったロビー
草を編んだような天井も趣がある。





テーブルやいすなどの家具も村野藤吾設計のもの。
座り心地のいい低めのいすに華奢な脚のテーブル、繊細なデザインの棚。
スタイリッシュでスマートな空間があちこちに見られ、家具も建築の一部なのだと実感。









階段の手すりも曲線が美しい





二人用の客室へ案内していただけた。
6畳という部屋は決して広くはないけれど、大きめの窓には細い窓枠が使われるなど外の景色をそのまま取り込める工夫がされていたり、





部屋の出入り口に少し角度をつけることで部屋に広がりを感じさせるようになっていたりと随所に工夫がみられる。





小さいけれどこじんまりと品よくまとまったヒノキのお風呂も。





そして宴会場へ。
二間続きのお部屋はとてもシンプルで、欄間の部分が空洞?というような思い切ったデザインにも驚いた。





床の間





途中、琵琶湖疎水記念館の見学を済ませ、
披露宴が終わるのを待って、葵殿の見学へ。

葵殿は大正4年建築当初は木造の独立した建物だったそう。
折上格天井に豪華なシャンデリア、





部屋の周りをぐるりとステンドグラスが囲む。
ステンドグラスは京の三大祭をモチーフにしている。

















繊細な色合いの美しいステンドグラスを堪能!
































































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北関東名建築巡り2016【庭cuisin照蔵&旧世良田村役場】

2016-06-10 | 北関東名建築巡り2016


中島知久平邸をゆっくり見学した後はお昼のランチに庭cuisin照蔵へやってきた。
こちらは古民家を改装したレストラン。
予定時刻より少し早めに到着できて、滑り出しは順調。
今回初対面だったメンバーの方々もいたので、顔合わせしながらランチを頂いた。

食事撮り忘れ;





待合室となってる蔵





玄関横の飾り窓

人気のお店のようで帰るころには駐車場がいっぱいに。
お料理もおいしかった。





食後のおやつはKさんお手製のお菓子。
メレンゲにフィンガークッキー、オレンジピール・・
二日間のドライブのお伴に、小腹が空いたらついついつまんでしまった。
サクサク食感のメレンゲやクッキーがとてもおいしく・・ごちそうさまでした。





ランチの後、やってきたのは旧世良田村役場。
昭和3年建築。





こちらの大谷石貼りの門共々登録有形文化財。













この後はながめ余興場へ向かった。















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北関東建築巡り【中島知久平邸】

2016-06-10 | 北関東名建築巡り2016


北関東名建築巡り、次にやってきたのは中島知久平邸。
中島飛行機(株)の創始者、中島知久平が昭和5年、両親の為に建てたといわれる1万平方メートルの敷地に広がる大規模な邸宅。





門をくぐると現れるのはこの重厚感あふれる唐破風の車寄せ。





唐破風を下から見上げると何重にも飾りがついて豪華そのもの





玄関ホールの天井は折上げ格天井。
格縁が2本という職人泣かせの凝った設計に。





その格天井にぶら下がるシャンデリアは和洋折衷でこれまたゴージャス。
シャンデリアには中島家の家紋のさがり藤が入れられている。





玄関ホールから続く応接間は2間続きになっていて





マーブル模様の大理石の暖炉が置かれ、中には電気ストーブが設置されている。





上げ下げ窓の上部にはステンドグラスが





出入り口の扉上部にも





床は寄木貼りの凝ったデザイン





家具類なども部屋に合わせて造られたものだそうで、家具についてた装飾がとても細やかだった。





続きの応接間









こちらもステンドグラスがついた、三連の上げ下げ窓。





窓にはちゃんと下から雨戸が出てくるしくみになってる。









廊下の窓に面した中庭





客室棟は純和風





客間





折上げ格天井に、玄関にもあった洋風のシャンデリアがぶら下がる





そして欄間はとても細やかなデザインになっていた。





和館のお隣には立派な蔵も。

スケールの大きさに驚いた中島知久平邸だったが、じっくり堪能することができた。

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タイルの額を作る&グリーンスナップで賞もらった

2016-06-08 | 陶芸&タイル作り


トイレの故障した手洗いを取り去って空洞になった棚の一部ににタイルの額を作って入れた。





ちょうど庭のガーデンシンクを作るためにタイルを大量生産中?!だったので
そのタイルの一部を使って額を作ったのだけど、
なんと計ったようにその額にタイルがぴったり収まった。






額を取りつけたところ。






植物や風景をたまに投稿してるGREEN SNAPというアプリの「全国ボタニカルスポットフォトコンテスト‐2016春」
で先日、優秀賞(5人)を頂けた。
写真は京都の奥嵯峨の祇王寺で撮った苔と新緑の風景。
結構気に入った写真だったのでうれしい!





賞品のスマホカメラレンズキットが送られてきた。
スマホに付けて使えるワイドレンズ、マクロレンズ、魚眼レンズのセットらしい・・
またこれ使って写真撮ってみよう。
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北関東建築巡り2016【坂田医院旧診療所】

2016-06-07 | 北関東名建築巡り2016
先日、建築巡り仲間の方々が企画してくださった1泊2日の北関東ツアーに参加してきた。
埼玉、群馬の未踏の地の名建築をめぐるツアーということで楽しみにしてた。
土曜の朝8時に熊谷駅に集合のため、金曜の深夜、大阪からぷにょさんと一緒に寝台列車「出雲」で出発。
寝台だけどリーズナブルなカーペット席というのがあって、布団の上ではないもののフラットな状態で寝れるし
夜行バスよりはずいぶん快適!
東京からは熊谷までに向かう途中、人身事故で列車が遅れるなどのハプニングはあったけれど、
なんとか予定時間に前泊組、関東組の皆さんと無事合流することができ、ワゴン車2台に分かれてツアーが始まった。
今回のツアーは関東にお住まいのメンバーの方が車でなければなかなか行きにくい珠玉のスポットを巡るコースを
考えてくださっていたので、私たちは下調べすることもなく大船に乗ったつもりでツアーに参加したのだった。




まず最初に立ち寄ったのは昭和6年に開業の坂田医院旧診療所。
産科、内科医院の診療棟で、昭和の終わり頃まで使用されていたそう。
現在は熊谷市の所有で、管理、保存されている。





スクラッチタイル貼りの外観





現在残されているのは診療棟のみで、当初は病棟や居住用の主屋が繋がっていたという。





玄関の車寄せ。













映画のロケ地にもなったり、時々一般公開もされてるそうだけど、この日はさすがに閉まっていたので
外から様子を伺った。
玄関の扉越しに見た玄関ホール。






医療用の棚が並んでいる部屋は診察室かなあ?





医院の背面はコンクリートむき出しになっていた。
主屋に面していた部分だったそう。





坂田医院の裏手にあった目をひく和風建築は「メヌマポマード」創始者、井田友平氏の移築された住居で、
現在は井田記念館としてイベント時のみ開館されてるそう。

この後は、中島知久平邸へ向かった。



コメント (2)
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古民家カフェ&レストランDear N’s kitchenとドッグランへ

2016-06-05 | 趣味その他


先日、うちのハチと義母、義妹宅の犬たちとドッグランへ行ってきた。
(左からテン、ノン、ハチ)
当初行く予定だった能勢のクロスガーデンへ訪れると、なんと定休日で;





お昼のランチへ先に行くことに。
古民家カフェ&レストランDear N’s kitchenにやって来た。





看板犬のわんちゃんがお出迎え。





テラス席は犬連れOK。









新入りのノンさんはシルバーのトイプードル





ハチとノンのツーショット





看板犬のワンちゃんにおそるおそる近づくハチ





この日は天気も良くて、青空も緑もきれいで、外ごはん日和。





サラダ





メインは3種類から鶏肉をチョイス





今回は犬連れだったのでテラス席だったが、古民家を改装した店内も古い建具などが残されていていい雰囲気。
お料理も美味しくて、人気のお店なのかほぼ満席状態だった。





能勢の辺りには他に犬遊び出来そうなところがなかったので、
結局この後は茨木のドッグラン、プラスワンにやってきて、犬たちを放った。





久々のドッグラン、みんなめちゃ楽しそう。。





特にハチはいつも一人(匹?)なんで、犬仲間?と遊べるのはさぞ楽しかったことだろう。
また連れていってやりたいな。









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尾道の旅2016【福寿会館】

2016-06-05 | 尾道の旅2016


尾道の旅、最後に立ち寄ったのは、18きっぷで途中下車した福山の福寿会館。
福寿会館は昭和初期に建てられた個人の別荘で、現在は市の施設として活用されている。
洋館は昭和10~12年に建てられ、結婚式場や市の迎賓館などに利用されてきた。





半円形に張り出した玄関ポーチ





庭園から眺める洋館の外壁の装飾





一般開放されてる館内へ









華麗な天井装飾





2階の広間。





和館の本館の方はこの日は見学できなかったが唐破風屋根の立派な門が閉まっていた。





庭園へ。





庭園は池泉回遊式庭園となっていて、池を中心に松の老木や各地の銘石が取り入れられ、
完成までに10年の歳月が費やされたという立派な庭園





























庭園からは福山城の天守閣が臨める。




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尾道の旅2016【喫茶孔雀荘他】

2016-06-03 | 尾道の旅2016


尾道の最後は駅前で目を付けてたいい感じの喫茶店、孔雀荘でお茶タイム。





孔雀荘は尾道で最古の画廊カフェだそうで、昭和21年にこの場所に移転し、
広島から来られた2代目オーナーにより引き継がれてるという。





外からもちらりと見えるステンドグラスは昭和8年に作られたもの





先に入られてたお客さんと譲り合ってステンドグラスの撮影タイム?!









その他、尾道駅周辺で回った建物。
明治33年建築のイシネ事務機株式会社は110年前の警察署だった建物だそうで、
かつては本通り商店街の建てられたものを解体し、こちらで建てなおし活用されてるのだとか。






現在、尾道料理かき左右衛門となって活用されてるこの建物は昭和元年建築の旧宮邊海産株式会社。





アールデコっぽい華麗な装飾の持ち送りに軒の飾り









店内には西日本で一番古いというエレベーターが残されている。





名物アイスもなかのお店、からさわ。
昭和14年からこちらの店舗で営業されてるそう。
タイルと窓枠がかわいい。
アイスもなか食べたかったけど、時間がなく断念。


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