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尾道の旅2016【北村洋品店&三軒家アパートメント】

2016-05-05 | 尾道の旅2016
ずいぶん前のことになるけど、3月の初めにぷにょさんと尾道へ訪れてきたのでそのシリーズを始めることに。
尾道の登録有形文化財の宿、西山本館がふるさと割で二人で15000円オフで宿泊できるとか、で
近代建築巡りを兼ねて尾道行きを決行した。



尾道では空き家再生プロジェクトという活動が盛んで、住人を失い、空き家になってしまった数々の物件が手を加えられ再生されている。
まず訪れたのは、その空き家再生の事務所にもなっていて、地域コミュニティのサロンとしても活用されているという「北村洋品店」





長年の空き家で、雨漏りとシロアリの害がひどかったという昭和30年代に建てられた元洋品店である建物が
懐かしい昭和の雰囲気を残しつつ生まれ変わっていた。





入り口の軒の装飾と玄関灯





ショーウィンドウはショーケースの下はタイル貼りに。









建物の中へ。
玄関を入った土間のスペースは吹き抜けに改装されていて明るい。





床は幼稚園の園児たちが作ったというモザイクタイル貼りのコーナーがカラフル





他にももともとこの家にあったという懐かしい雰囲気の雑貨などが販売されてたり、
レトロなオブジェがあったりと面白い。









1階の和室の真ん中にあるのは、なんと井戸!
井戸はちゃぶ台として利用されていて、工事の途中に床下から出てきたものだそう。
これぞまさしく井戸端サロンとのこと。





奥にある台所の空間はオリジナルのままだそうで、昭和レトロな石目調のタイルなどがふんだんに貼られてる。









2階へ。
2階の天井にはアーティストの手に寄る天井画が描かれていたり、





二階も雑貨などが所狭しと並んでた。









映画館のいすっぽいもの





吹き抜けを作る際に解体した2階の床材を細かく切って、ウロコ壁仕上げになっている外壁も





北村洋品店を出て、裏手にある三軒家アパートメントへ。
こちらは昭和の古いアパート、旧楽山荘だった建物で、10室あるという部屋はそれぞれ
工房や事務所兼ギャラリー、カフェなどに活用されてる。

















こちらはレトロな雑貨が置かれたショップ。
ここでカップ&ソーサーを2客買ってしまった。
せっかく大事に持ち帰ったのに、帰って早々カップをひとつ落としてしまうというアクシデント;





眺めてるだけで楽しくなってくる古い道具いろいろ・・













お隣のカフェは閉まってた。
ドアのガラスから覗く・・









天狗プレイ場という卓球場などがあったりと、入居者自身によるDIYで造られたという空間がそれぞれ個性があって
おもしろかった。




















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