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旧小河家別邸

2014-07-10 | 建築巡り・街歩き【兵庫】



ランチの後、旧小河家別邸へやって来た。
三木の有力な実業家として活躍した小河秀太郎が明治の末期に別荘として建築した建物、庭園が土日のみ公開されている。





門から主屋へと導かれるアプローチの石畳を歩く。
右手には付属屋、左手には庭が配置されている。





先に庭園を拝見することに。





庭園から見た主屋。





庭園は池泉回遊式になっていてぐるりと一周回ることができる





庭にはどこから運んできたんだろう~というような一枚岩があちこちにゴロゴロ





こちらの手水鉢も巨大な石をくり抜いたもの





枝ぶりが力強いモチの木は左右対称に植えられていた。









そして主屋へ。
立派な式台が設けられた客迎玄関を上がると内玄関に敷かれていた絨毯。





二間続きの和室、次の間





次の間の奥には上段の間





庭園が望める縁側と十畳間の間には広く取られた入側と呼ばれる廊下









共待ちの入り口扉は丸窓と独特な意匠になっていた。





次の間に置かれていたピアノのモダンな装飾。





貴人用トイレは畳敷きに塗りの便器





トイレの天井は格天井。





トイレ照明のくり抜きも凝っている。






中庭の手水鉢は初めて見かけたような四角なモダンデザイン。





台所





内玄関にはこんな風な折戸が使われてた。





この他にもこの日は公開されていなかった離れや裏庭なども見どころだそうで、
広大な敷地の細かいところまで贅が尽くされた邸宅をじっくり拝見させて頂くことができた。



コメント (2)
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