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大輪の花、泰山木

2017-06-11 14:10:48 | 植物

我が家の泰山木の花が咲いています。

今が最盛期です。

泰山木はもくれん科で、花の形は似ていますし、豪快に咲きますが常緑樹で葉が茂っているので全貌はなかなかわからない。

それで気が付いた人、道行く人が上を見上げて「あんれまー、あんなところに花が咲いている」とびっくりしていきます。

泰山木の下には紫陽花が咲き誇っているので、それに目がいき、頭上の泰山木の花に気が付かない人がほとんどです。

純白の花びらは巨大で美しい。

泰山木は葉が茂っているので、樹木の中で花が咲いていたら、高いところだし見えません。

つぼみが膨らんできました。

蓮の花の高貴な感じより、野蛮な野生の感じがします。

蓮の花は、中国5000年の歴史を感じさせますが、泰山木の花は西部劇の荒くれものの中で、あでやかに咲く花(レディー)と言った風情です。

なにしろ、、、泰山木はアメリカ合衆国を代表する木ですから!

ここまで花が開いたら、雄蕊がパラパラと落ちだします。

すると純白だった花びらが色づきだしてポトッと落ちます。

大きな花ですが、花の寿命はすごく短い。

瑞々しい花びらは、傷みやすいのだろう。

真ん中の雌蕊&雄蕊の豪快なこと、、、落花したらバッファローの背中にでもくっついて、遠くに運ばれるんじゃないかな。

ふわーと咲いたところは、華やかな舞踏会に出席する乙女って感じ。

茂った木の中にあるので撮るのが難しい。

我が家の回りにはアジア系の人が多くて、泰山木を見るのがはじめてな方ばかりで、気が付いたら皆さんスマホで撮っていきます。

紫陽花は目につくので皆さん記念写真を撮っていきます。

紫陽花はご近所の方に切って差し上げています。

これで花の数は半分ぐらいになったかな。

 

ではでは、ここからが泰山木のユニークなところ、雄蕊、雌蕊(おしべ、めしべ)をご覧あれ。

花が咲く前の固いつぼみです。

ここも蓮の花に似ています。

つぼみは、丈夫な外套に守られています。

外套に関しては、一番下のURLをクリックして見てください。

そろそろ、咲く時期になると外套を脱ぎ捨てて、まだ緑色が残っていますが、つぼみ自体が白くなっていきます。

いつでもOK、開花準備完了です。

咲き終わりに近づくと、、、。

大きな花びらの上に雄蕊(おしべ)がパラパラと、、、。

あーら、恥ずかしい姿になちゃった。

野蛮そのものというか、、、。

どんな荒くれた野獣にでも食らいついていくぞーーーという気迫を感じます。

さすが大陸の花!

可憐なのか、高貴なのか、やっぱり野蛮なのかなー。

この、カギはすごいでしょーーー。

野獣がどんなに暴れたって、、、わたしゃ放しませんよーーーって形状です。

おしべがとれたあとは赤々と痛々しい感じが、、、。

ザ・メシベって感じかな。

私はこの泰山木が大好きです。

50年前か、、、何年前に亡父が植えたのか覚えていませんが、ビルにしたときに1本だけ大事に移植しました。

大きくなって、地域のランドマークになっているんじゃないかな。

2019年11月20日 泰山木の花に種ができた

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/862429f84b7d7633ee3bc2d902da4850

2017年5月13日 泰山木のつぼみを輪切りに

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/28f74b1ed1efe7c2a5735a08fbe0cd64 

2015年10月6日 泰山木のカラスの巣を撤去 ハンガーが100本も

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ecf915138c34fd23c886538579cc4745


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