ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

台中の宮原眼科、お洒落なレストラン&スイーツ

2018-01-25 20:29:07 | 台湾

台湾紀行2018、No15


「宮原眼科」は1927年に日本人の宮原さんが、台中市内に眼科医院として開業、台湾を日本が統治していた時代のことです。


戦後、宮原さんが帰国してから、建物は台中市衛生院として市が運営していたが、その後使われなくなり40年間放置されていた。それを食品企業の日出グループがリノベーションして、高級カフェレストラン&スイーツショップに変身させたもの。


以来、観光客だけじゃなく現地の方たちにも大人気です。


日本の物価に比べても一段と高価な品が、大勢の方に支持されています。


とにかく、和洋折衷、古いレンガ造りを基本に上手にリノベーションしています。


台中には見るべきところがいくつもありますが、ここも絶対に外せないお店です。


台湾の日の出グループがお店の名前に、戦前の「宮原眼科」とそのまま使ったのは、うれしい話ですね。日本名が台湾では良いイメージなんでしょう。



雨模様のどんよりした日でしたが、早朝より若い子が宮原眼科へどんどん入っていきます。



外装は戦前のレンガ造りを利用して、上手にノスタルジックな外観、内観を作り上げています。



コンクリート門には「台中市衛生院」とそのまま。



宮原眼科はスイーツがあるので、アリさんがいっぱいたかっていました。


アリさんは銅製でしょうか、大きさが15cmぐらい。



インテリアが見ものです。


薬入れに使っていた引き出し、本棚、ステンドグラスなどリノベーションの先進国ですね、、、台湾は。



何かの受付ですが、当時は薬局の窓口だったのかもしれない。



見回しても商品の数が少ない。


インテリアこそが見るべきところで、商品展示は少しだけ。


それがまた高価なの~~~!


よく台湾の若者が買いますねーーー。


お洒落なものにはお金を使うのでしょうか。



何を売っているのか、、、わけわかめ。



高い天井ですが、元の宮原眼科は2階建てだったそうで、その上は補強を兼ねた建て増しです。


2階、3階があるそうですが、私は1階だけみて、外に面したアイス&スイーツに回りました。



本棚の本は、、、ただの木端でいい感じに見えます。


誰かがハリーポッターにでてきそうと言っていた。



チョコボールも高くて買いません、私はねーーー。



キレイですが、まーーー趣味じゃないのでパスしましたが。


で、それから突撃アイスクリームに向かいました。


じゃーん



52種類のアイスクリームの中から、数種類組み合わせてオーダーするようです。


アイスの上には必ず何かトッピングするようです。


こんな物でも日本円で800円ぐらいしました。


店員さんのウエアーは病院のナースさんの衣装や、サファリの格好や、時代がかった演出までしています。宮原眼科店自体でアミューズメントというか、エンターティメントな存在にしています。だから商品も高価なんです。ただのスイーツ&レストランじゃないぞーーー。歴史イメージを付加して、価格に上乗せして、皆さんに支持されて、申し分のない面白いやり方です。



並んでいると、まず何種類かアイスを試食させてくれます。


それから、アイスを選んでカップを選んで、トッピングを選んで前に進んでお会計を済ませます。


すると忙しいので時間がかかりますが、引き換えの紙のナンバーを呼び上げるので、受け取りに行きます。中国語でナンバーを呼び上げるので聞き逃さないように。


それをもって、レンガ作りのアーケイドで皆さん立ち食いしていました。


じゃーん



若い人だけじゃありません。


叔母さまやオジサマまで、、、子供ちゃんも大喜びです。


雨が降っていたので、アーケイドは便利です。


台湾は雨が多いからーーー。



こんなところでに、日本統治時代の歴史そのものが、リノベーションされて、台湾の皆様に喜ばれているのが、、、日本人として嬉しいし、ちょっと誇りに感じます。


台中市中区山路20号


https://www.dawncake.com.tw/


ホームページより台北ナビのほうがわかりやすい


www.taipeinavi.com/shop/616/


 


2018年1月 ⑬藍天飯店(ブルースカイホテル)リノベーションは宮原眼科と同じ


http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f2236a400281321104c912b7524990b


2018年1月 ⑪台中の国家歌劇院 モダーンなインテリアは必見


http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/79b098cd33079bcba05a27972598d350 


2018年1月 ⑩台鉄弁当の八角弁当を食べた


http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/a0d97d1ccb06372509efcee5339a78a8 


2018年1月 ⑨皇爵大飯店、台湾嘉義のホテルは安くてキレイ 


http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/00adcf1f3996718244253e94a9fb9c7e


2018年1月 ⑧嘉義のしゃれたカフェ、老院子1951


http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/206356f0e06d5b68efb76c3929e238a9 


2018年1月 ⑦阿里山から嘉義へバスで下りる。車窓が雄大だった。 


http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/4056856bc0a39776b2a246d71374621b 


2018年1月 ⑥阿里山の神木の森を散策、スピリチェアルを感じました 


http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9dd6e6577becc25269bcf3e81b3e2105 


2018年1月 ⑤阿里山森林鉄道に乗り祝山へ向かう 、大雨のなか出発


http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/493259cf567fd8b5d71043958fb6dcfd 


2018年1月 ④奮起湖の阿里山森林鉄道、阿里山へバスで行く  


http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b476fa15c132c89bc441df33946cb51c 


2018年1月 ③嘉義から阿里山森林鉄道にのる、奮起湖まで 弥次喜多道中


http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6207696744ab454f2378baca5430e3c4 


2018年1月 ②彰化の扇形車庫を見に行く 蒸気機関車時代の車両回転台です


http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e16d0160442d86fb1dfa095f72c8158f 


2018年1月 ①嘉義へ黒落花生を買い出しに  台湾では黒金剛と呼びます


http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ef25be279d48a635f9c2a23fd841e1dc


2018年1月 ⓪台湾人は敬老精神 強制的に座らさられた


http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/318c87962bd42f1ba3f81f9b4192cbda 



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 台湾の列車は、乗り鉄・鉄っ... | トップ | 台中の無為草堂(茶屋)前半 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

台湾」カテゴリの最新記事