10年以上前になりますが、一番ランニンングで走り込んでいたころ、宮城県南部の「わたり」や「鳥の海」「相馬」あたりで練習することがあった。
片道20kmぐらいを走っていって、走って戻る時もあるし、くたばったら常磐線で戻ってきた。
車が少なくて空気がキレイだったのだ。
太平洋側の「鳥の海」は小さな潟のようで、東日本大震災の前だったので、潟(入江)は自然の浜辺だった。
この辺りは松林が広がりキレイな海岸線だった。
ところが、数日前に用事があって立ち寄ってみたら、高さ10mの堤防ができていて、太平洋のキレイな海岸線が見えなくなっていた。
見事だった松林が跡形もない!
高い堤防の手前に「わたり温泉鳥の海」が5階建で新築されていた。
屋上があるようなので施設の高さは15mはありそうです。
万が一の津波避難所になります。
それで、その高さにしたんでしょうね。
風光明媚だった「鳥の海」だったが、防災を考えれば致し方ないかも知れない。
「鳥の海」という名前からして、鳥が多く集まっていたんだろう。
でも10mの堤防だけど、鳥の海の湾内は3mほどの高さでしかないから、津波が湾から入ったら、、、全く堤防の意味がない。
湾内の船着場は普通の高さでしかない。
10mの堤防は周辺の浸水を少しでも少なくするだけの意味なんだろうなーーー。
小さな川がいくつもあるし、、、。
港や河川の津波防災は難しい。
遠くに、、、蔵王連峰だと思うが、連山の白い頂がくっきりキレイだった。
林業が盛んだった丸森の先に蔵王が見えるんでしょう。
「鳥の海」では海苔の養殖がされていたので、海苔大好きなので現地で買い込んできました。
わたり温泉鳥の海のURLは