2022年4月京都・奈良・吉野めぐり3 京都、蹴上インクラインと琵琶湖疏水
奈良に泊まったので今日は午前中は京都にお出かけ。
蹴上インクラインの桜並木を見たかったが、ちょい1週間遅かった。
桜はほとんど散っていて、チョボチョボ残り咲き状態。
それでも観光客はキレイ・キレイと喜んでいた。
私もインクラインと琵琶湖疎水をじっくり見たのは初めてなんで、見れて嬉しかった。
蹴上インクラインは琵琶湖から物資を船で京都まで届けるという大使命でつくられた。
元々は琵琶湖の水で発電するために作られた疎水(運河と呼ぶには細い)を、発電だけじゃなく水運にも使ったことです。
36mの落差の水面を、傾斜した幅3mほどのレールを敷き、車輪の付いた台車に船をのせてワイヤーで引っ張った。
1900年代に東京に首都を奪われて京都の産業に元気がなくなっていた時に、アイデァ物の傾斜鐡道を思いついた。
写真の水面は琵琶湖の水面と同じレベル。
疎水を掘って、トンネルも掘って琵琶湖から京都まで水を持ってきた。
最後の京都との落差36mをインクラインが受け持ったのだ。
船を傾斜レールに乗せて引っ張ってあげたり、下げたりする、よっぽど輸送インフラが必要だったんでしょう。
30トンの荷を積んだ船を引っ張られたそうです。
面白い技術ですね。
傾斜レールの幅は2mを優に超えて3mぐらいありそうだ。
上り下りをワイヤーでつないで、ロープウエイと同じ原理で引っ張っています。
ワイヤーは今は取り外されてありません。
そんな物があったら危ないでしょ。
いつか琵琶湖疎水の船に乗って、京都から琵琶湖に出てみよう。
パリの運河ツアーみたいじゃなですか。
トンネルもくぐるし、、、。
桜の季節が一番人気があるが、紅葉の時もいいでしょうし、新緑の頃もよさそうだな、、、。
雪の降る真白な運河もよさそうだし、、、4季おりおり見てみたいものだ。
カメラ:ニコンZ50・レンズはズームセット
2022年4月京都奈良吉野1 セレナで535km走って吉野の桜見物
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2022年4月京都奈良吉野3 京都、蹴上インクラインと琵琶湖疏水を見に行った
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