ランシモ

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スタッフの写真がGPUに紹介されました

2018-08-05 16:52:53 | 日記・エッセイ・コラム

会社スタッフのTERRAFORMが、オランダのWEBマガジンGUP(ユニークな写真をガイド)に選ばれ紹介されています。

写真はすべて合成写真で、1950年代の米国のTVを見ているような感じです。


星空との合成と聞かなきゃわかりません。


なにかあるわけじゃなく、空虚でぼーとした時間の停止を感じます。


こうなると、もっとわからない。

世界大戦が終わって戦勝国の米国の昼下がり、、、だけど何だかけだるいような、割り切れない倦怠感が社会にまん延。
それがその後のベトナム戦争や旧ソビエト&共産国(東欧)などとの冷戦につながっていく。
映画「バクダットカフェ」の荒涼としたアメリカ・ラスベガスの砂漠地帯。映画「パリテキサス」の空虚な時間。
米国が自国のネバダ砂漠で地上原爆実験をやっていた1950年代など、、、。
そのザラザラした時代の記憶を彷彿させてくれます。
中国の地上核実験では、原爆爆心地の周辺で軍人が見物していた、、、その無防備な時代を感じる画像です。
科学者は原爆の放射能を当然知っていただろう。国の上層部は、何も知らない軍人を人体実験に提供していたのかも知れない。国家とは、、、そういうことをやるものです。
戦争が終わり平和が訪れてきて、技術の発展が世界を幸福にしてくれるだろう、、、という絶対未来への願望。人類は宇宙へ飛び出していくんだ~~~という確信が社会にはあった。
映画「バクダットカフェ」も「パリテキサス」もハリウッド映画ではなく、ヨーロッパで制作された映画というのが、いかにもヨーロッパの人が米国をどう見ているか、、、ステレオタイプなのかもしれないが面白い。
現在は良くなったかというと、問題が解決しても次の問題ができてくる。殺伐とした宗教戦争を考えると、本質は宗教じゃなく貧富の差がもたらす階層の争いのようにも見える。
あるところに集中した金が世界を支配して、当時よりもはるかに閉塞感さえ感じる社会になったのではないか。

そんなことを思い起こさせる写真です。
コメント (1)
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