東北へ行くとお土産に南部煎餅(なんぶせんべい)を買ってきます。
南部煎餅は数々あれど、このお婆さん印の「岩手屋」がいちばん。
他の銘柄だと粉なっぽさが変だったり、割れやすかったり、味がイマイチだったり、簡単なものほど差が大きい。
だけど、、、これはやりすぎだなーーー。
イカ珍味や納豆味やリンゴをトッピングは、、、全く南部煎餅らしからぬつまらなさだ。
南部煎餅の人たちは、しょっちゅう南部煎餅を食べているから、あれやこれややりたいんだろうが、買って食べる人は滅多に南部煎餅を食べるわけじゃない。
いつもの南部煎餅を食べたいと思うのだが、こんなイカ珍味煎餅を食べた日には、、、イカだけ美味しく食べた方がはるかに有難い。何も南部煎餅にイカを乗っけて食べたくはない。
こんなところに、ドツボにはまる落とし穴があります。
専門馬鹿とでもいいましょうかーーー。
日本の家電メーカーがかってたどった道も同じです。メーカーの技術者の自己満足で付加価値をつけて、技術開発したが市場のニーズを全く考えていなかった、、、というわけ。
イカ珍味を南部煎餅にプラスするなら、イカと南部煎餅を別々に食べてお茶でも飲みます。その方が美味しくいただける。なんで南部煎餅ごときに仕切られなきゃいかんのか、、、と食べる人は思うよーーー。
南部煎餅のお婆さん印は確かに美味しい。それはピーナッツ味やゴマ味で十分なのに、それに何か味を足したら、全体が大ボケになてしまっている。
商品化の難しさなんだろうな!
やりすぎは、、、たりないより悪くなる。
これだけで十分です。
ピーナッツ煎餅と、下はピーナッツをかぼちゃの種に変えたもの。これくらいだったら許せるけど、、、イカやリンゴ、納豆はないだろう。趣味の悪さを感じられますよーーーどなたかいるんだろうな、会社にご趣味の悪い人が入社したとか、、、。