先日、山元町の実家の片付けに行ってきたが、その道中で南相馬の工場が津波で破壊されていた。
いっぽ工場の中に足を踏み入れると、見慣れたAAAのマークの工作機械が泥まみれになっていた。この工場は初めてだが、このAAAの工作機械は良く知っている。
工場の主は無事だったのだろうか?震災から50日経つが手を入れた形跡がないのが心配なところ。
以前、AAAのマークの工作機械会社のカタログを作ったことがあった。
そう、東北へ撮影しにきたものです。
岩手から釜石や松島、塩釜あたりを走り回っていた。仙台平野の穀倉地だった、、、。
そのときに今回のような地震にあったら、全く土地勘のない私のような部外者は、かなり危険な目にあっていただろう。
そんな思いで、泥にまみれた工作機械を見ると感無量です。
このあたりで2m近い津波だったようで、うまく逃げれば命は助かるだろうが、逃げ遅れたらこの状態なので、、、どうでしょう。全く手付かずなのが気になります。
国道6号線からほんのわずかな所です。津波が国道6号を超えたところが幾箇所もあり、すぐ近くの田畑に船10艘以上が打ち上げられていた。