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トレイルウォーカー

2011-05-13 20:27:35 | トレイル・ランニング

100Kmトレイルウォーカーに南蛮連合は4チーム出場。私がサポートした075が優勝。

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2位を1時間20分ほど離しての1位。

イシカワの雄たけびが真っ暗な山中湖に響き渡った。

「ウォーあと50kmでも走れるぞー」、、、ほんとかよ~~~!

100kmを16時間で完走、チーム4人が一緒にゴールします。大まかなコースは、小田原から山越えしながら芦ノ湖へ、湖を1周して明神岳へ登り大雄山へ下り、足柄峠を越え駿河小山へ、それから三国峠を越えて山中湖まで。

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他のトレイルレースと違うのが4人1組ということ、もともとファンドレイジングでチャリティーレースです。それで同様な大会が世界の国で行われている。香港から何チームも参加しているし、在日の外人さんの参加も多い。普通に英語、フランス語、イタリア語、中国語が飛び交っています。それがランニングクラブ南蛮連合の体質に合っていたのかもしれません。

大勢で参加している企業がありました。目立ったのがモルガンスタンレー、アメリカンエックスプレス、キャセイパシフィックなどまだたくさんあり、国内企業より外資の方がはるかに多い、チャリティーをして初めて優良企業として認められるからだ。あと、スポーツが好きな人が多い!

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一昨年のチャリティ総額は、、、5000万円と聞いています。

小田原城の城山競技場がスタート地点なので、海抜はいいところ10mか。

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第4チェックポイントはトップで到着したが、飲み食いして休みすぎで、2位のチームが先にスタート。

どうも毎回チェックポイントで休憩時間が長すぎるきらいがあったが、それが結果的に体力温存につながり、最終スパンで2位との差がグーンと大きく開いた理由かも。

良く食べること、、、。

ここで36km地点。まだぜんぜん元気です!

110513t4第6チェックポイント、66kmぐらいか。ここで6時近かったので、ヘッドランプと夜間用の防寒着に着替える。疲れ始めています。

この前のスパンでミスコースしてずいぶんと時間と距離をロスしました。2km~3kmか10分~20分か、、、。

2人が先行して道を間違え、呼び戻せなくて全員が大幅なロスをしたが、チェックポイントには2位に10秒ぐらい先着!

相手チームが山側から現れる数秒前に、我らがチームメイトの姿が山の麓のほうから現れた。なんだよー下りきったのか~~~!

余分な体力消耗があったし、ロスは気分的にもおおきい!

2位と私たちのチームは、ちょうどカメさんとウサギさんの戦いのようだった。当然、南蛮連合チームがウサギさんで、イージーゴーイングな戦いぶりだった。

寄り道たぷ~り、休息たぷ~り、パワーで勝負みたいでした。

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案の定、ここでも先にスタートされて、食べるものも食いかけのまま追いかける羽目に、、、。

赤シャツが相手チーム、ばらばらなウエアーが南蛮連合チーム。背丈、体格、国籍もばらばらです。

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第7チェックポイントを出発する。もうへとへとのようだったが、気力はバッチリ!

20:00過ぎで、田舎は真っ暗です。

75kmチェックポイントに到着するなり地べたに座り込んでしまった。いちど座ると立てなくなるようです。

ものを食べるのも横になったまま食べていた、、、。

さてさて、これから気力の戦いです。

ここでは、先着して先にスタートするが、15分ぐらいしたら忘れ物があって4人共に戻ってきた、、、。実にいい加減なチームだったが、地力があったということかもしれない、あとチェックポイントごとに、シッカリと食料補給したからかもしれない。時間的な気分的なルーズさが幸いしたのだろう。先にスタートしても、、、オフィシャルでは結局、後スタートとなっていた。

毎回、チェックポイントに先着で、スタートは後、、、ここまではねー。

75kmあたりまでは、2位とはウサギとカメで戦ってきたが、後半、特にラスト近くなると、体力チャージの差が大きくなってきた。

ゴールで待っていても、どちらが先に来るかわからなかったが、真っ先に飛び込んできたのはイシカワ。みなより10分ほど早かった。走っても南蛮のこのチームは自分勝手、相手チームはいつでもどこでも4人一緒で、そりゃ見事なチームプレイだったが、、、

山中湖のゴールにトップで走りこんできたイシカワは、それこそ100m走のようにとんできた。遠くから相当なスピードで走っているのがわかった。ヘッドランプの動きが早かったのだ。彼が最近、海外などのトレイルで3連勝しているのは伊達じゃない。

このレースは4人が一定の走力がなきゃならないので、勝つのは難しい。チームメンバーに伸び盛りのサブスリーばかり集めたのが効いた。

110513t7_2表彰式は真夜中の3時ごろだったので、観客がいなくてさびしいものでした。

2位はまだゴールしていない!

この大会は、チェックポイントには仮眠室があって、皆さんはシッカリ寝て行くそうです。

登山道で倒れこんで寝るよりいいでしょ~。

ブルーのヘッドランプが遠くから上下にリズミカルに動くので、車や他のライトと区別がつきます。人の走りは意外と速いものです、遠くにライトが見えたら、あっというまに到着します。

110513t8 100km走っても元気(走り終わったから)なままで、4人そろって仮装しゴール、どうなっているの?

ミスコースや忘れ物など、休憩時間が2時間近くあったことを考えると、次回はそうとう短縮できそうです!

ハセツネのタイムを考えると、12時間ぐらいが目標か?

http://www.trailwalker.jp/index.htm

コメント (2)
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