中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

「ケトン体質」に変えてみる?

2019-05-04 23:40:01 | Weblog
最近、食べ物と体調もかなり関係があるんじゃないかと気づき、足揉みと食事の2本立てで100歳まで頑張ろうと思っていた矢先、こんな本を紹介していただきました。



この方は、掌蹠膿疱症と言う病気で、今の所、これという治療法もなく大阪の病院に通院中。
症状としては、手の平にブツブツと湿疹がでるくらいなら良いのですが、たまに激烈な痛みが襲う。

で、ネットでどこかに良い病院はないものかと調べていたら、西宮の「志水リウマチ内科診療所」というのに出会われた。
その病院で紹介された本だそうです。

以下、少しだけ抜粋で。。。

ご飯やパン、麺など糖質を多く含むものを食べると食後に血糖値が上昇します。
膵臓から分泌されたインシュリンはそれを全身の細胞にブドウ糖を送り込み、細胞はそれをもとにエネルギーを作り出します(これを解糖系という)。
使いきれずに余ったブドウ糖は肝臓にグリコーゲンとしてためこまれますが、蓄積できる量には限界があり、肝臓をグリコーゲンで満タンにしても、5時間くらいしかもちません。さらに、余ったブドウ糖は脂肪細胞に中性脂肪としてためこまれます。
このように、ブドウ糖をエネルギー源にすると、5,6時間おきに糖質をとって枯渇しないようにする必要があります。1日に3回食事をとるのは、常に糖質を補給するための必然だったのでしょう。

もし、肉や魚、サラダばかり食べて、糖質を全くとらない食事を続けたとすると、肝臓にためこまれている予備のブドウ糖を使い切ってしまします。
そうなったときは、肝臓はブドウ糖に代わるエネルギー源として、体の中にある脂肪から「ケトン体」をつくります。
ケトン体をエネルギー源にして、普段と変わりない行動、生活を送ることができます。

ケトン体を作り出す「ケトン体質」になれば、
・現代の様々な病気が予防できる。
・アンチエイジングにも効果を発揮する(ケトン体が作られているときに、長寿遺伝子がスイッチオンになっている)
・食欲に振り回されなくなる。
・食後の眠気に悩まされなくなる。
・認知症の予防や改善につながる。


この方の場合、激烈な痛みの原因は「線維筋痛症」の一歩手前と言うことで、今まで何をやっても下がらなかったCRP(炎症反応値)が、この糖質除去を2週間やって、十分の一に激減したそうです。
ケトン体質に変わったのかな?

「パンが大好きで、パン屋さんの前を素通りできなかった私が、2週間一切の糖質を除去したんです。
3週間目からは、夜に少しだけ食べても良いという位で。」

この志水先生は、基本、投薬はしないでこの食事療法だけで難病と言われるものの改善に成功されているそうです。
ホームページには、関節リウマチは勿論、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、ベーチェット病、膠原病など難病と言われる病気が治療対称になっています。

私の場合、10代半ばから、朝食はほとんど食べない生活をしています。
おまけにここ数年は、昼食も食うや食わずだったり。
若い時は、「1日3食食べましょう」が常識だったので、私のような者は、今に早死するとか太っているのは、まともに食べないからだとか、あれこれ言われ続けてきました。

が、朝はお腹が空かないのです(ブラックコーヒーのみ)。ここ最近、空腹と感じたこともありません。
ただ、お腹は空かないけれど、何か食べとかないと脳に悪いだろうと時間がないときは、おにぎりやバナナを持って、移動中の車の中で食べたりしていました。

ところが、この本の最初に

これまで、私達の筋肉や内蔵を動かすためには「ブドウ糖をとるしかない」と考えられてきました。また、「脳がエネルギー源として利用できるのはブドウ糖だけ(これは私も、随分言ってきました)」という説が、常識としてずっと信じられてきました。
ところが、この常識は、全く根拠がない間違ったものでした。
こんなに大きな勘違いが続いてきたのは、現代栄養学の基礎が出来上がったころに、私達の食事が穀類などの糖質中心になっていたせいかもしれません。


と、ある。

考えてみれば、日本にコメが入ってきたのは弥生時代。
それまでの日本人は狩猟民族だったから、食うや食わずだったろうし、食べるものも、糖質じゃなくて木の実や野生動物の肉、魚だったろうな。
定期的にコメの食事をするという習慣ができて、ケトン体質だったのが糖体質になってヤワになったのかもね。

という事で、私の「何か食べなければ」という思い込みも、これで解消されました。
自分の体がケトン体質になっているのかどうかわかりませんが、糖体質の義姉のように、「お腹がすくと立ってられへんわ~」という事もなく、サクサク動ける。
先日は、朝、昼抜きで夜の9時頃まで何も食べなくても動けました。24時間以上、水分だけ。
体重は、期待したけど一晩だけ2キロ減で、翌日元通りでした。

勿論、時間のあるときは、きっちり昼食も食べてますよ。
ただ、少しだけ糖質除去を頭に入れとこうかな~と。

これで、痩せんかな~と言う欲も満々で。


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札幌医科大の再生医療。

2019-05-04 22:45:09 | Weblog
さっきまで見ていた、NHKスペシャル「寝たきりからの復活」。

事故で脊髄損傷を受けて全身麻痺になった方を、札幌医科大学が独自の再生医療で復活させるまでのドキュメント。

普通、脊髄損傷の場合、車椅子まで回復できたらまし、重症の場合は、首から下が麻痺して人工呼吸器になって、寝たきりの生活になる人が多い。

そんな方々に、新しい治療法として、脊髄液の中にある幹細胞の間葉系細胞(だったっけ?)を取り出して1万倍に培養し、それを再び点滴でご本人の体内に戻す、ということをやっていました。

体内に戻された間葉細胞は、損傷した部分に到達し、神経細胞の修復をやったり、最後には自らも神経細胞に変化したりしながら、何ヶ月もかけて体を元にもどしていく。

番組では中度と重度のお二人の方が出ていました。
どちらも、そのままだと車椅子と人工呼吸器をつけたままの寝たきりとなるはずの方でした。
中度の方は、点滴の翌日に手が握れるようになり、その夕方には自分で車椅子がこげるようになりました。

数ヵ月後には、自分で車の運転もできるようになり、4年後の今では一人で生活されています。
手の使い方がすこし不自由ですが、これが寝たきりだった人とは思えません。

重度の方は、数ヵ月後には人工呼吸器がはずれて会話ができるようになり、食事も口から食べられるようになりました。
残念ながら、手足の自由は未だ回復していませんが、もしこの治療をやっていなかったら、人工呼吸器と鼻腔栄養で寝たきりの生活だったと思われます。

この治療法は、今月から7年間の期限付きで健康保険の対称になりました。
全国で、札幌医科大学病院でしか受付ていません。
受傷して2週間以内に札幌医科大まで来られる人限定。

脊髄を損傷される方は、年間5000人程おられるそうですが、現在、間葉細胞を培養できる(ニプロがやっていました)のは、年間100人分程度。全然足りませんね。

医科大の先生の言葉。
「人間の体には自己治癒力があって、こういう風に再生できる。我々が、そのことを知らないだけでしょうね」と。
今回の治療には、投薬とか他の治療は何もありません。
ただ、ご本人の脊髄液を抜き取って、その中に0.1%存在している間葉細胞を培養して、点滴で身体に戻し、後は体が自分で修復していくのを待つだけ。ただ1回きりの治療です。

中度の方の再生の速さには、先生たちもびっくりされていました。
今まで、脳血管障害や脊髄損傷で麻痺した方々のリハビリも1ヶ月が回復の目安で、それ以上はあまり期待が持てないというのが常識でした。
が、今回の間葉細胞は、半年たっても回復し続けていました。
重度の方の手足もいつか、動くようになるかもしれません。

テレビを見ながら、間葉細胞を体内に戻した直後に、足を揉んでみたいな~と考えていました。
細胞の働きが倍増するんじゃなかろうかと。
今後、この治療法は7年後の結果を見て、脳梗塞や認知症などの疾患にも対応していくそうです。

全く、人の体というのは、まだまだ謎ですね。
2年前にくも膜下出血で、意識不明で病院搬送された60代の友人は、ICUで家族がせっせと大脳の反射区を揉んでくれたお陰か、今ではどこにも麻痺が残らず、車を乗り回してお仕事しています。

その時も、体の中にある、どこかの何かが一生懸命、友人の体を元にもどそうと頑張っていたのかもしれません。
足揉みで大脳を刺激し続けたことが、回復の助けになったのだと信じたい。
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令和天皇、一般参賀。

2019-05-04 22:34:41 | Weblog
5月4日。
新天皇の一般参賀に訪れた方、14万人。

9時半の開門でしたが、あまりの人数(その時点で、すでに5万人もの人たちが皇居前広場に集まっていたそうな)のため、9時に開門。

私は、過去に2回、新年の一般参賀に行ったことがあるのですが、その時は、6万人か8万人だったかと。
それが、今回は、その倍の人数。
すごい!

5回目と6回目のお出ましの時に、天皇陛下が集まった皆さんに感謝を述べられたそうです。
最後の人まで、みんな入れたのかしらん。。。

今回は、雅子様に会いに行かれた方も多かったのでしょうね。

上皇様はお出ましになるのかしらん?昭和天皇の時はどうだったっけ?
と、考えていたら、気がついた。
平成天皇の一般参賀の時は、昭和天皇はすでに逝去されていたではないか、と。

朝から、気持ちの良い五月晴れの実におめでたい一日でした。
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