中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

脳が命令しているのですね。

2016-10-10 02:12:24 | Weblog
不妊治療中の女性。
最初は冷たかった足が、何度か揉むうちに、温かくなってきました。
勿論、レッグウォーマーも、ばっちり履いておられましたよ。

足がポカポカしてきた頃に、めでたく妊娠、したと思ったら、子宮外妊娠で片方の卵巣の摘出手術。
なんと~!

毎月の足揉みは継続しておられましたが、しばらく、妊活は中断してね、という病院のお達しで半年後に妊活再開。
今月も足揉みに来られて、不思議なお話をお聞きしました。

卵巣は、本来二つあるので、普通は、毎月変わりばんこに排卵します。
今月は右から排卵したら、来月は左、という風に。
だから、卵巣が一つになったら、排卵は2か月おきになって、妊娠しにくいと考えられています。
で、この方も、体外受精に切り替えられたのですが、
「片方の卵巣が、毎月排卵しているみたいなんです。卵巣が一つになったので、脳がそうなるように命令しているのですね。」とおっしゃる。

彼女が通っているK市の病院は、排卵誘発剤など女性の体の負担になるものは使わないで、育った卵だけを採取して、受精させるんだそうです。
姫路の病院で体外受精を経験した方は、排卵誘発剤で卵を無理に急成長させて、一度に3,4個の卵を採取していました。

排卵誘発剤を使わないから、当然採卵できるのは、一つか二つ。
片方の卵巣しかないから、当然、数はぐっと減ると思っていたのですが、毎月卵がちゃんと育っているのだそうです。

「とってもいい子が採卵できて、今、子宮に戻すタイミングを図っています」と言うことでした。
驚くべき、人間の補完能力。
無くなった機能を補うすべがちゃんとある。
脳の8割が使われることなく死ぬ、と言われていますが、一体どれほどの補完能力を脳は秘めているのでしょう。

どうりで、娘の友人も片方の卵巣だけだったけど、結婚の翌年に妊娠されたし、友人の娘さんも子宮外妊娠で卵巣が一つになったけど、すぐ妊娠された。

卵巣が片方になったら妊娠しにくいと言うのは、机上の空論で、実は身体は本人が知らないままに、ちゃんと変化していた、ということですね。

偉いな~、人間の体って。


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日本の地に生きるのならば。

2016-10-10 01:39:33 | Weblog
昨日は、朝から80代、60代、70代、50代とそれぞれ年齢の違った方の足揉みでした。

が、共通におっしゃる言葉が、「最近の日本は変わったわね~」。
昔では、考えられないような事件が起こる。

50代の方は、ご存じなかったですが、昔、よしのぶちゃんという小さな男の子が誘拐されて殺された事件がありました。
その時は、日本中が震撼するほどの衝撃的な事件でしたが、今では、日常茶飯事。

本当に日本人は変わってしまったのでしょうか。と思っていたら、こんな本をお借りしました。



本の後書きに、作者が書いています。
「地球上のどこよりも、落とした財布がきちんと戻ってくるこの国。
ほんの小さなことのように思えるが、このことは、GDPの競争よりも何よりも大切なことではないかと思う」

財布を落とした人は今頃どんなに困っているだろうか、と想像できる国民。
人のものと自分のものを、きっちりと区別できる国民。
「天知る、地知る、己知る」誰も見ていなくても、神様が上からみてござることを知っている国民。

「人というのは、地球上の頂点に置かれているものだから、その下にいるものすべての物のことを考えてやらないとアカンのよ」
と聞いたけど、動物虐待はおろか、我が子まで虐待して殺してしまうご時世。

この本は、江戸時代の日本で生きていた実在の人物の生き様を書いています。
東北の貧しい村の庄屋の男性が、武家のお役人の呼び出しを受けた時、「足を傷めているので、行けません」と断った。
当然、お役人は足が痛いなら、馬や籠に乗って来い!」と怒るわけですが、
「人は、万物の霊長であるから、牛馬を苦しめ、その背中に乗るような可哀そうなことは滅多にしてはならぬ。ましてや、籠のように人が人を苦しめ、肩に担がれるようなことは、あってはならない」
というのが、その男の家の代々の戒めであったそうな。

ドンピシャ!これが、本来の日本の人の考え方。

その人が日本の人がどうか、その言動を見て区別するがよろし。

そして、日本の地に生きるのなら、日本の人の考えで生きるがホント。
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丁寧に。

2016-10-10 01:17:01 | Weblog
今日の足揉み。

春にくも膜下出血で倒れたけど、無傷で生還した棺桶友達(棺桶に入るまでお友達でいる)の月に1度の足揉み。
今日は、ご主人も、ということで、息子を連れて行きました。

息子を連れて来ても良いとおっしゃるお家には、一緒に行って、紹介しています。
いつぱくちゃんがこけても代わりができるように、という思いです。

「息子さん、歓迎!」というメールをいただいて、二人ででかけて行きました。
お寺さんなので、本堂で足揉み。

畳敷きの上に、セットしていると、息子が椅子の下に側にあった座布団を敷いている。
「座布団、要らんのちゃう?」
「でも、椅子の足で、畳に傷がつくよ」
「・・・・」
自分が座る椅子の重みで、本堂の畳に傷が付いたら申し訳ない、ということらしい。

ここの本堂では、檀家さんのために足揉み教室を何度かやりましたが、そんなことは、気にしたこともない。
「いつも、そのまま椅子に座って揉んでたよ」
「ええんかな~」

ご夫妻が入ってこられたので、かくかくしかじかで、畳は大丈夫でしょうかとお尋ねすると、
「そんなもん、気にせんとって。この長机もズルズル引っ張って動かしとる」とご住職。

やっぱり~。

今更だけど、息子とぱくちゃんとでは、気遣いがちゃいますのね。
夜、棺友(棺桶友達)からメールで、ご主人が
「とっても気持ちよかったし、丁寧だと」おっしゃってたそうです。

丁寧。。。

丁寧の反対語は「雑」。
ご主人の足も揉んだことのあるぱくちゃんとしては、気をつけねば!




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固まってたのね~。

2016-10-10 00:34:23 | Weblog
股関節が痛くて、歩きにくいとおっしゃる60代女性。
片方の足を引きずるようにして、歩いてこられました。

県立のTリハビリセンターを受診したら、すぐに股関節の入れ替え手術をしましょうと言われたそうな。
「でも、まだ定年までに1年半あるので、なんとかもたせたいんです」

とおっしゃるので、取りあえずどうなるか分かりませんが毎週揉みをいたしましょうと始めて、今日で6回目。

施術後、歩く後ろ姿を拝見していたら、初回に来られた時と歩き方が明らかに違ってる。
引きずるように歩かれていたのが、足が上がっています。
ご本人も、低い階段なら、痛みがなく上がれるようになりました。
とか、臀部の引きつるような痛みが、消えましたと実感してこられました。

これは、もしや、もしや、かなり戻るのでは?と期待大!

この方は、股関節ですが、他にも膝や腰を長期間傷めたままでいると、身体のバランスが崩れるせいで、本来なんともない部分が固まってくるようです。
それが、足を揉むことで血流が良くなり、固まった筋肉や関節、筋や健がほぐれてくる。
今日の方も、臀部の引きつれたような痛みというのは、股関節のせいではなく、股関節が動きにくいために他に負担がかかったゆえの痛み、ということでしょう。

いわば、二次的災害(症状)。

股関節自身の病状改善には、もっと時間がかかるかもしれませんが、二次的症状には早い改善が期待できるみたいです。

負担がかかったために動きにくくなっているのを、病気のせいと勘違いして治療すると、しなくても良い手術や投薬になってしまいます。
足を揉んで、二次的症状がすべて改善したら、本当に動かなくなっている所はもっと減るかもしれません。

まだ、6週間しかたっていませんが、明らかな変化にびっくりです。
このまま毎週揉みを続けたら、最後に残った症状は一体どんなものなのか、楽しみでもあります。

軟骨が減っていると言われているので、軟骨やコラーゲン食品も食べましょうと。
手羽先、すじ肉、軟骨。どれもお好きだそうなので、これも期待大。

それにしても、傷めた箇所以外の固まり、それによる動きにくさというのを自覚されているのでしょうか。
ぱくちゃんも、最近、右の股関節が固くなっていることに気が付きました。
身体が弱ってくると、まず最初に右の膝や腰が痛くなります。

これは、右半身が弱いからだと思っていたのですが、実は右の股関節が固まって動きにくくなったため、歩くバランスが崩れていつのではないか、と気づきました。

で、自分の歩く姿をじっくり観察してみると、微かに左足を引きずっている。
左足を引きずるから、右の股関節が固まって、膝痛腰痛になっているのか、股関節が固まっているから、左足を引きずるように歩いているのか定かではありません。
が、歩く時のバランスが崩れていることだけは、自覚しました。

昔は、胡坐をかいて、両足裏をピタっとくっつけて両膝が床にぴったりついていたのですが、なんと、右の膝が浮いてる。
無理に床につけようとすると、いててて。。。
固まっとる。。左はぴったりついてるのに?

あ~、知らんかった。こんな状態で歩いてたんだな。
以来、時たま、股関節部分になるのか、足の付け根を揉み揉みすることにしました。
こうやって、気づかないまま、年をとって段々、関節が固まっていくのだな。

身体が固まっているから、こけた時に骨折する。
柔らかい子供達は、少々階段から転げても、怪我もしない。
今、62歳。これから、80歳になるまで、どれだけ柔らかいままに置いておけるだろうか。

布団の上げ下ろし、床の拭き掃除、その他、家事の色々をなるべく体を使って動くようにしましょ。
動作のすべてがリハビリになると自覚して。



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これだけで、かなり。

2016-10-10 00:29:09 | Weblog
ほんの1週間前って、クーラー使ってなかったっけ?
なのに、今夜は冷え冷えで膝に毛布をかけています。

で、毎年のことで、この写真。



「レッグウォーマーのずらし履き」。
もー履いてますよ~、の方もあれば、まだ履いてませんの方も。

特に持病がない方で、膝や腰がしくしくする人は、そろそろ履いてくださいね。
夜は絶対!

足首を触って冷たい方は、昼間もね。
これだけで、少しのしくしくなら改善しますからね~。
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