中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

生きてなはれや。

2010-01-27 01:06:47 | Weblog
実家の父を連れて岡山の医療センターへ。
一昨年の夏に頚椎症で歩けなくなって、手術してから1年半。
無事、元通りの体になったのですが、半年ごとに定期健診があります。

もちろん、術後直後からベッドの上で足揉みをしていましたよ。
80歳も過ぎての手術だったので、元通りになるのは奇跡のようだったのですが、お医者様もびっくりの回復ぶり。

「術後は、半年ごとに3年間経過を看るのですが、もう大丈夫でしょう。」
と太鼓判を押され、次回は来年の春に行くことになりました。
「では、またお元気でお会いしましょう」とおっしゃったけど。。

1年2ヵ月後やで。父、83歳。
まだ、生きてるやろか。。。

岡山医療センター、整形外科の竹内先生。ホントにお世話になりました。

実家に帰ってから、両親の足揉み。
近頃は、月に一度のペースに減ってるなー。

喘息と膝痛、便秘の母は、今日は五十肩も加わって、免疫だだ下がり状態。
免疫が下がってくると、出てくる言葉があります。
これは、母だけじゃなく一般的に。

「○○してくれない」と
「○○してあげたのに」の二つ。

毎日元気で、自分のすることに楽しく忙しく動いていたら、きっと出ない言葉。

人をあてにして、「あれして、これして。何もしてくれへんのやね」
人に恩着せがましく、「あれしてあげたのに、これしてあげたのに」

ふと気が付いて、こんな言葉が出てたら、ぜひぱくちゃんちへ。

母の足を揉んでみると、やっぱりふくらはぎから、足首にかけて冷えてる。
揉み終わっても、冷たいねー。
ぱくちゃんが履いてたレッグウオーマーを脱いで、母に履かせてきました。(かさこ地蔵か!)
冷やしたらあかんで、ホントに。

家に帰ると、メールが届いて「ずっと便秘だったのが、解消しました。ありがとう」
全く、単純なんだから。良かったねー。

父の足がこれまたびっくり!
ズボン下を脱いでみると、なんと足首に大きな水ぶくれ!

「痛くないの?」
「何が?」
「これ。やけどしてるで」
「ほんまや、いつこんなんなったんやろ?すごいなー」
って、自分の足やで。

父には糖尿病性の認知症があります。
アルツハイマー型ではないので、記憶がなくなる程度の認知で生活習慣や人の顔を忘れてしまうということはない。
やけどをした記憶は全くなく、ついでに痛みもない、そうな。ホンマかいな。。。

どうやら、ファンヒーターに足を近づけ過ぎて、低温やけどをしたようだ。
水ぶくれと、水ぶくれが潰れたような後が1,2個。
そのときは痛かったんだろうが、痛かった記憶も今はないらしい。
これって、いいのか悪いのか。。。

ふくらはぎも足裏も硬く有痛も感じない。
足の状態は決して良好とは言いがたいけど、体調は問題ない。
母のように気分がマイナーになるということもほとんどない。

父の体が自分でコントロールしているということなんでしょう。
人間の体って、本来そうできるものだから。

「外に自分の健康や病気の回復を求めなくとも、まず自分の体に備わっているものに目をむけなさい。」
と今日札幌から届いた院長の会報に書いてありました。

「病気と闘うエネルギーの源は足にあるのですよ!そのエネルギーとは身体的なものだけでなく知的なもの、精神的なものも含まれるのですよ!」とおっしゃってる。

気持ちが体を引っ張って行く。
ぱくちゃんもそう思います。

「二人も揉んで、えらかったやろ。すまんかったな」
という父の言葉を聞くと(ほんまに認知か?)よよよ。。。ときてしまうぱくちゃんです。



コメント
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