館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

情けなくも、本性見えたり維新!

2023-11-20 04:14:02 | 生活雑感
昨年、年金者新聞に沖縄の連載をしたのだが、その3が以下の文章。少し長いが、良かったら読んで欲しい。

沖縄から眺める本土日本・その3。――世替わり――

沖縄の人々は、支配者が変わっていった歴史を「世替わり」・・・大和世(ヤマトユー)からアメリカ世、アメリカ世からまた大和世と言う。独立国だった王国が、日本の支配下に入った時代、ヤマトユーの始まりを今回のテーマとしたい。1868年明治維新、そして1871年廃藩置県で、日本では藩がなくなる。沖縄では、少し事情が異なる。それは、明治政府が沖縄をまず異国と認識していた事および、その侵略に正当性を持たせようとしたからに起因する。まず、1872年に軍を差し向けて、琉球王府を脅かしながら、琉球を琉球藩とすることを認めさせる。そして、1879年に廃琉置県を行う。この一連の行為を「琉球処分」というのである。さて、この明治政権下のもとで「人類館事件」が起こる。1903年、大阪で政府主催の勧業博覧会が開かれる。会場周辺には見世物小屋が並び「人類館」と称する施設が立てられ、アイヌ・台湾先住民・朝鮮人・中国人・琉球人・インド人・ハワイ人が「七種の土人」と称され見世物とされたのである。当然沖縄から「同胞に対する侮辱」と激しい抗議が有ったことは言うまでもなく、人類館は開催半ばで中止となった。辺野古新基地建設で、沖縄の民衆は反対と1歩も引かずゲート前での抗議活動は毎日続いている。本土の機動隊が動員され、その大阪府警の隊員が、抗議の市民に「土人」と言葉を投げつけた。人類館事件で差別された側の痛みは中々消えないのだ。そこに新たな差別の言葉、かさぶたがはがれ、傷口が傷みだす思いだという。松井府知事(現在は市長)は「反対の皆さんも過激だったんじゃないか?」と、隊員を擁護した。コロナの中、盛んに維新の知事が、25年の大阪万博のロゴに入りのシャツで出ている。また大阪で万博、まさか「人類館」と・・・僕は、あらぬ妄想がつい、浮かんでしまうのだった。







俺たちが誘致したんだぜ!と、誇らしげに、どや顔だった維新。

雲行きが怪しくなってきたら、国の事業でしょう?と、逃げの姿勢。

いつしか、あのロゴ入りのシャツは着なくなって・・・・情けないったらありゃしない。

国が増えた分を負担するったって、俺たちの税金だ。

いいかげんい動き出したら止まらない・・は、やめて欲しいね。

万博も・原発も・辺野古もさ。
コメント
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