俺は、キノコ採りは、仕事より上手なので、ささくれからは「カビキラー」などと呼ばれている。
樹上菌・・・そう・・木の枝の折れた「うろ」とか、そんなところから生えるキノコも多い。
しかも、結構高いところに生えたりする。
ヌメリスギタケモドキとかブナシメジ、ムキタケなどは、そんなところだ。しかも、皆美味いときている。
はるか、3・4・5m辺り・・・もはや、木登りできず、道具がないと、悔しい思いをするだけだ。
そんなキノコの捕獲機・・・俺は、釣りの竿を使って5mまでの捕獲機を作って持っている。
皆が「悪魔くん」と呼んでいる捕獲機だ。早い話、竿の先端にのこぎりが付けて有って、切り落とすのだ。
下では、網をもって落ちてくるキノコを網に収める「網持ち」という係分担もいる。
4年前からメンバーに加わったI氏が、先端の壊れた釣り竿を持ってきて、悪魔くんを作ってほしいと言うのだ。
とりあえず、切れ味が悪くなった鋸の歯。
壊れたビニール傘の心棒。
心棒の刃の入る部分をフラットにする。
刃は心棒に入る部分を擦り込む。
装着!!!
3.2mの悪魔くんの完成である。
PS・歯がもう少し粗く切りやすいものが見つかったので、変えた。
そして、固定をさらに改良。
鞘も付けた。
3mまではOK!
秋に活躍だな。
9日の2m圏内接触者。
濃厚接触・・・・女房。