ずっとお日様の出ない日々が続いている。宮城蔵王もどうなのだろうと・・今年最後の蔵王に出かけた。4日・土曜日の出来事だ。
女房も一緒のはずだったが、緊急事態で観光の施設は皆休館・しかも雨で、現地で遊べないのでリタイア。
釣りの弟子が3度目のお供(お邪魔?)だ。
水の状態が心配だった。
濁流で、ポイントが消えていたらアウト!ひどい濁りで魚が餌を食えない状態であればアウト!
心配は、風船のように膨らんで、現地についた。
すごい増水だ。
濁りはぎりぎり大丈夫かな?で、あった。
白濁の流心の脇に、いくつかの「おだやかな流れ(業界用語で{たるみ})」がある。しかし、左右に渡れない流れだ。
普通は蛇行する流れで。その蛇行に地形がえぐられ、片側が崖の急斜面となり、片側は浅瀬や河川敷のような土の平らな場所となるので、右左と渡りながら、浅瀬から遠方のポイントに餌を入れるという釣りになるが、渡れないので、釣れる場所で釣り、崖になるといったん斜面を登り、また、穏やかな斜面を降りて、数ポイント釣り、また崖で先に進めないと、崖を登り・穏やかな斜面を探し降りて釣るを繰り返した(業界用語で先へ進めない崖を上り下りで回避するのを、「まく(巻く)」という。
まず、数ポイント俺が釣ってみて、魚がヒットすれば、釣りになると判断。弟子は退避させ、釣る。2ポイント目で早くもヒット!
現場・白濁のかなりの増水ながら、穏やかな流れに「魚は流れに流されまいと退避している」のだ。
こうなると、狙うポイントは明白で、高確率で魚が居る・そして釣れるのだ。
雨は釣りにとっては好条件だ。雨で魚に気づかれにくい・そして雨で木から落ちてくる虫などの餌を魚は盛んに追うので、食い気が増すのだ。
釣りには好条件だが、釣りのコンディションは悪いよなぁ・・・・。
写真、手前の濁流は釣りにならないが、奥の「たるみ」を狙う弟子。
今年から渓流釣りをはじめ、三度目の弟子。初めての時は2匹。二回目では4匹だったので、今回は5匹を目標にした。俺は、10匹を最低の目標にした。
写真・待望の本日1匹目。
竿の振込が下手!まだ、釣れた魚から針を外せない・・・など、超初心者的課題は多いが、ガッツだけで乗り切っている。
1本目の沢・・・3時間で、なんと弟子は目標5匹を達成。俺も10匹は達成。
最後なので、入りたかった沢があり、のこり2時間は車で移動し、小渓のボサの沢に入った。
ここも増水ながら、上流域なので、濁りは無く好条件。ほぼポイントではイワナが居て、さいごの釣りを楽しんだ。
弟子はなんと!9匹。俺は15匹で納竿だった。
さすがに日帰り・・・・・片道3時間半はきつかったな。老体にはやはり泊りが良いよな・・・・
コロナで、色々と気を遣う。
結局この日は、コンビニレジのにいにいが1m圏内ですれ違っただけ。
SAで朝飯食ったが、2mより近くですれ違ったのは配膳のにいにい1人だけだった。
現地ではらわたをさばき、きれいな渓流の水で洗って、お持ち帰りなのだ。
その夜・・・小さなイワナは、から揚げになって、俺の胃袋に泡盛と共に収まった。
今年もありがとう蔵王!
また、来年だ!
さて、頭の中を「キノコ」に切り替えねば!!!!な!!!!
7日の2m圏内接触者。
濃厚接触・女房・H医者・H看護師・・3名。
立ち話的・・黛看護師1名・H薬局・黛薬局・3名。
泉亭レジ・・・・・・・・・・・・・・・・1名。