館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

すごいぜ!加曾利貝塚。

2013-04-23 05:44:36 | 旅は続く
信じられない!!

この10年で、初めて・・・4月23日の本日、何と、遅霜が降りた・・・

変だぞ?この気象。

って、訳で、以下、俺が感動した記事が続く。




わが国を代表する貝塚である。

貝塚のスケールもそうだが、ここから出土した「加曾利E式土器」は、関東という。扇状地をゆるやかに流れる河川群を母体に発達した、地域を代表する縄紋(佐原氏の主張・文字ではなく紋様なのだから・・に沿う)土器で、関東の縄紋中期後半(まあ、5000年~4000年か?)の土器として、不動の位置を占めているのだった。




驚くほど広い。

この雑木の林の下は、貝塚・住居跡・・5000年前の人びとの営みの痕跡が埋まっている。
そして、表土には、当時の貝や土器片が、あちらこちらに転がっているのだった。



トレンチした上に屋根がかけられ・・・・



当時を切り取ったままを見ることが出来る。

いわきアンモナイト館・・・仙台の地底の森博物館・・・そこに並ぶに遜色のない見事な施設だ!!

まるで、開通したばかりの、両脇雪の回廊のようだ。



すごいねぇ・・・・

僕らが中学や高校で学んだ・・もはやストーンエイジの教科書で、「貝塚はゴミ捨て場・・」と・・・

幾つかの部族が集まり、共同で「貝の加工」を行い、物々交換の「商品」を作っていたこの貝塚は、もはや、ゴミ捨て場と、矮小化した遺物ではない。

この商品はすでに、遠く長野の和田峠の黒曜石との交換の痕跡も発掘されている・・ってわけだ。



住居跡・・その円を描く遺構の外側には、木の実などの貯蔵の穴がみてとれる。



小雨・・・次のトレンチ溝に向かう。



圧倒!



博物館の入り口には、加曾利E式の水のみ場。笑えるのだった!




本物が並ぶ・・・



欲しい・・・・。


機会があったら、是非だな。

コメント (6)
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