4月は、女房企画で、必ず「旅行」なのであった。昨年は、沖縄を実現することが出来た。
今年は、千葉の娘や孫も一緒に、温泉に一泊が実現できた。
そして、ピンクの本箱は健在であった・・・
娘はもはや千葉県人の如く、役所への申請などの業務をやっているので、驚くほど道を知っている(これで人の道も覚えれば言うことなしなのだが・・・)。
まず向かったのは、義民伝ちゅうの義民・佐倉惣五郎を祭るお寺であった。
僕も、女房も、楽しみだったのだ。
場所は、千葉の佐倉・・・真言宗豊山派東勝寺・・・宗吾霊堂である。
親子は直訴の後・・磔。そのお墓。
時は1650年の初めのころ。
厳しい年貢の取立てに、百姓の一揆を思いとどまらせ、自ら近在の名主を束ね、藩内の諸機関に物申すも、受け入れられず。
人形仕立ての、立派な館がある。訪れる人は、少ないようだ・・・
女房への三行半・・子供や女房と今生の分かれを告げ、時の将軍家綱に直訴に及ぶ。
その直訴状。
直訴で、堀田家率いる藩の年貢は、引き下げられるが、作法にのっとり、民の祈りの声が渦巻く中、磔にされるのだった・・・子供も・・道連れなのだった・・・
この話を元に、有名な「べろだしチョンマ」の童話は創作されるのだった。
お土産やで、チョンマの人形を買っただよ。
その後、「歴博」や加曾利貝塚など行くのだが、それはすごすぎて、後日特別記事にて・・・
爆弾低気圧で大荒れの太平洋・・九十九里。
お宿は、白子温泉であった。
な、宿。
な、部屋。
テニスのクラブやサークル・団体を受け入れることを特徴にしている、町と温泉街らしい・・・
テニスコートだらけであった・・・そして、泊り客も。
温泉は、かなりの「塩泉」。
食事は、ちと、淋しかった・・・・酒も甘かった・・・
まあ、お値段なりよ!
家族旅行も、楽しいものである。