大したもんだぜ！歴博！！！！

長い旅日記が続く・・・・しかも、週の半ばで・・・

これは、読んだほうがいいんだけど・・この手の、オラの記事にへきえきしてる場合は、パスだな。



歴博！！！！！！！１度は行ってみたい場所だった。

国立歴史民俗博物館（こくりつれきしみんぞくはくぶつかん）は、千葉県佐倉市にある、大学共同利用機関法人人間文化研究機構が運営する博物館。日本の考古学、歴史、民俗について総合的に研究・展示する博物館である。通称、歴博（れきはく）。佐倉城趾の一角にある。



僕の尊敬する、考古学者「佐原真」氏が館長を務めた場所だ。佐原氏・・・７０歳になったばかりで亡くなるが、まったく惜しい！そして、その業績は、教科書を書き換えるほどの、時代認識をかえるほどのものであった。

だいたい、この写真・・・入館して、チケットを切って、まず現れるのだが、南から北まで・・その実物は、飛ばされるほどの圧力でせまるのだった。



入館して、すぐ気づく・・・こりゃ、１日でも見切れないと・・・

本物の青磁・・・・１つ有れば、老後は困らん・・・



江戸のミニチュアも、圧巻！！江戸博や深川資料館もぶっ飛ぶぜ！



百姓の直訴には、野菜の上り旗だぜ。



レプリカながら、古碑では、わが国１級の群馬の多胡の碑・・・大きさが、再現されているのはＧＯＯＤ！




自由民権の時代・・・民衆草案の「五日市憲法」も拝めた。




のコーナーなど、実に充実。



差別された民衆の墓石は、畜などの差別的文字などまで入れるってのが、恐ろしい！！



また、こんなポスターを張り出す勢いの現政権と、維新だの、皆だの・・・



なつかしいの感じ。この洗濯機は、絶対、我が家にあったやつ！！今は無き、サンヨーだ。



９割以上のスペースが、写真撮影ＯＫ！だった。それも、お見事！

重要文化財級も撮影ＯＫだった（フラッシュはだめよ）。



水爆実験で、生まれた、ゴジラ・・・・

最後の出口で、人間に吼えていた！

「おまえら、まだ、懲りないのか？」とね。

おら、反省しただよ。

ここ、歴博は、またいぐ！ぜったいいぐ！

閲覧諸氏！機会を作って、絶対行ったほうがいいぜ！


最後に（これでまた長くなる・・）尊敬する佐原氏の言葉を載せる。

「人類の歴史をいま４００万年とすれば、その３９９万年間、人間は武器・戦争を知らず、最後の１万年、いや数千年間で、それを発達させてきたことを知るべきである。４００万年を仮に４メートルに置き直せば、人は最後の１センチ以降で戦争を始め、数ミクロンのところで、地球と全人類の破壊をまねきかねないほどの武器と兵器を発達させてしまったのだ。闘争本能なるものを人がほんらいは持っていないこと、武器・戦争は人が文明化にあたって獲得したものであることを知るとき、われわれは勇気と英知とをもってそれを捨て去るべきことを決断しなければならない。考古学もまた、現代のかかえる核戦争の問題と無縁ではないのである。」

歴代の館長の見識は、今も、この博物館に息づいていると、確信した１日であった。