11月に、熟知たる思いで訪ねた、亘理町・荒浜海岸に、復興の歩みを確かめるべく、再訪した。
その時の記事にGO!
半年が過ぎ、あまりに変わっていない姿に、しばし呆然・・・・だった。
ガレキは、4分の1程度は、片付いただろうか・・・・
せわしく、重機は動いてはいたが・・・・
震災以降、まだ、実際は、地盤の沈下が続いているという。
何もかも無くなった広大な土地に、家を建てればいい・・と、言う物でもないのだろう。
同じ場所に建てるのか?土地を高く造成し建てるのか?高台に移転するのか?
住民が、意思決定・合意を形成し、歩みだすのに、様々な問題があるのだろうと、現場を見て実感したしだい・・・・
止まっていた信号の、ほんの一部が点灯していた。
その先にある、魚を集める施設は、屋根や周りが片付き、働いている人たちを目にしたのは大きな変化。
海から、一艘の漁船が入港してきていた。
生きている・・・そう、思った。
うず高くつまれたガレキ・・・これは、ガレキではない。
そこに暮らした人たちの、証しや、思い出や、無念さの集積した「遙か」なんだ。
まだまだ、被災しなかった僕らの、援助は必要なんだろうと思った。
勇んで、行ける場所ではない・・・それでも、こうして、見ておくこと・思いを心に刻むことは、必要なことだと、思った。