ファンの方は多いと思う。
僕は、ディランを聴いて、このバック、ゴキゲン!
って訳で、いつしか、ディランより、ザ バンドになってしまった。
ブルースやデキシー・カントリーと言った、アメリカ南部の音楽が染込んだ、まさに男臭さムンムンの音は、他の追随を許さなかった、グループである。
ロビーのネイティブなルーツ、リチャードのマウンテンミュージックへの造詣が、僕の琴線を弾いたのかも知れない。
レボンやリックの荒削り・土臭さ・男臭さなどの形容で語られる、ボーカルも好きである。
この時代の「ロック」・スーパーアティストがいて、このカリスマやオーラで成り立っていたきがするが、ザ バンド、早弾き出来ない(しない?)数学的ギタリスト、どっしりとはしているが、巧みさは無いドラマー等々、個々はそれなりである。
その5人の総合力、全体のかもし出す音は、すごいのだ。
「ザ バンド」で極まってしまった感のある、彼らである。
解散以降は、本人達さえ、行く道を見失ってしまったような足跡である。
それにしても、「ロック」が元気が無い、昨今ではないか?
このジャンルで僕の中では3指に入る、大切なグループである。
ジョニー キャッシュに憧れ、キャッシュに教えを請うが「あんな髭面はだめだ!」と断られる。そして「オールドデキシーダウン」が世に出る。
ジョーンバエズなど、フォークフィールドのミュージシャンも、コピーして、喝采を浴びる。
キャッシュさん・・・きっと歌いたかったかもなあ・・・
ぴったりだもん。
「オールド デキシー ダウン」
やってみてーな!
ところで、日本語に訳されているのだ。これ「名訳」と思う。
この方、今歌い時、聞き時です。また、「コンサート」やろうかな。
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