館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

小泉と靖国と61年目の8月15日。

2006-08-16 04:11:58 | 時事言いたい放題
(写真提供・RESANDO氏)

まあ、小泉は8月15日に「靖国」へ行くとは思っていた。

すでに、引退への余暇を楽しんでいる彼である。

最後のご褒美に諸国漫遊の修学旅行を繰り返し、楽しんでいる彼の、最後の「楽しみ」だったからである。

競ぎ合う、課題の決定や、重要な問題の調整はもはや不可能・迎えた国々は国賓として、旅行を楽しむ彼に付き合い、その国の税金を使って、接待するのは、見ていて忍びなかった。(まあ、援助を望む国には少しばかりの、手土産は下げたか?)

近隣諸国アジアの国々が、「靖国」を問題にする、視座は明確である。
あの15年戦争の「侵略行為」を自覚しない・反省しその中から「教訓」を汲まない・国として謝罪を心からしない、日本に憤り、その現在の危険性を危惧するからである。

ヒットラー・ムッソリーニ・裕仁・・・の国で、謝罪と教訓を導こうとしないのは、この国だけなのだから・・・・・・・

アジアの国々は、鉄砲を担いで、その銃口を向けた兵士個人を責めては居ないのである。
片道の燃料を積んで、軍艦に飛びこんでいった、若き学徒を責めてはいないのだ。

兵士や、学徒をその任につかせた、「戦争の親玉達」(Masters of War)とその国の責任を、語っているのである。

で、今、小泉は勝ち誇って、靖国である。

8月15日は繰り返される、時のリズム。その1日だけでも、戦争の惨禍を省みることは、テロや報復(侵略かもなぁ)戦争のおろかさを気付ける、貴重な1日である、と思う。
せめても、親子で話題にしてみたいと、思っている。

遺骨の帰らない多くの親たちが、参拝する。

であれば、靖国でない、思想や信条を越えて、行ける施設がいいと思う。
神道といった、特定の思想が入らない施設がいいと思う。

次期は安部か?

しばらくかかるな・・・この施設。

何故行ったか?の会見で「私がブッシュさんと、仲がいい。ブッシュさんの言い成り」と批判喧しかったが「ブッシュさんに行くなと言われても、行った」とのたもうていたが、ブッシュの指に止まって、小泉もブエアも、沢山の子供達を殺したことを、多くの良識は見て、心に刻んだと思う。

悲しいかな、人類!

原始の時代が過ぎて以降・世界に戦火の明かりと硝煙の匂いが消えた日は、1日も無いのだ。

8月15日に参拝した、首相はあのレーガンと「ロン・ヤス」と呼び合い、日本はアジアの平和のための「不沈空母」になる、と語った、中曽根と小泉だけである。

ブッシュの指に止まった「極楽トンボ」は悲しい・・・
安部は間違い無く、止まる。

濁流も木の葉1枚1枚が、流れをせき止め、そのたけり狂った、流れを静めることもある。
その1枚に、なれたらと思う。

草の根・の時代でもある。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする