羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

パソコン環境変換顛末記・ふーっ

2011年01月10日 11時51分48秒 | Weblog
 新しいMacがやってきて、4日目の晩を迎えた。その間、時間を見つけては環境整備についやして暮らした。
 Apple Ginzaに持ち込んだWinの本体からデータを移行してもらうサービスを受けていたことは、とってもよかった。そのほかにも新しいアプリがちゃんとPCにインストールされていた。
 にもかかわらず私がやらなければならないことが数々残っていた。
 プリンターはキャノンに、プロバイダーの件はSo-netに電話し、コンピューターに関しては、Appleサポートで教えてもらう。10分待たされるのは当たり前、ひたすら順番がくるのを待つ。それしか方策はないのである。
 何度、呼び出したかしれない。回数が増えるにつれて、先方の声の調子や発音で受けてくれる人の力量がわかるようになってしまった。
 問題は、第一声である。
「この人なら、一発で大丈夫」とか「この声じゃちょっと手間取りそうだ」などと、ユーザーも次第に鍛えらていく。

 それでも今日までで、ほとんどクリアできた。ほぼ軌道にのってきたので、あとはその都度お世話になれば何とかなりそうだ。
 一番困ったことから書いておきたい。
 それは、Air Mac Expressという機器の使い勝手だった。
 今回は、機器の相性を考えて環境を整えようと、去年からその気になってじっくり準備をしてきた。軍資金も数年単位で貯めておいた。そこで大人買いをしてしまった、というわけだ。iMacとiPad同時購入である。
 携帯は一番古いiPhoneままで買い替えは考えなかった。しかし、すべてがApple製品でまとまったことになる。

 で、Air Mac Expressの件だが、実は、最初は非常にうまくWi-Fiつまり無線LAN接続ができた。快適な状態でiMacもiPadも使えた。ところが数時間経つとiMacのSafariが受信できなくなった。こんなときの動揺は、我ながらいけないなぁ~、と思うがどうにもならない。早速、受話器をとって番号を打つ。当然、15分は待つ! 再び指導を受ける。接続した線を抜いてやり直したり、設定を変えてみたりすると、これまたうまくつながる。で、ほっとしてその晩は就寝。

 ところがである。翌日になるとまたまた接続不能となる。不思議なことにiPadはつながるし、iMacのメールは送受信ができる。なのにiMacのSafariがつながらない。
 で、またまた電話。そして再び回復。それから数時間後、おそるおそる試してみると、同様なダメ状態に陥る。むっとなりつつも感情を押さえて電話をする。
「申しわけない」と謝りながら、テクニカルサポートの上席の担当者に繋いでくれた。さすがに声の質が違う。
 その人から、いくつかの質問を受けながら、一つ一つを確かめていく。
「おそらくプロバイダーさんとの相性が悪いのかもしれません」
「えっ、そんなことってありなの?」と心の中でつぶやく。
 一つの方法を教えてくれた。あっけにとられるくらい簡単な操作だった。
 状況を思い返してみれば、何のことはない、前々回も前回も同じトラブルだったに違いないのだ。
「同じ状況になったら、この方法で回復してください」

 できますよ。今度は!私にだって、といいたかったがそれはいわず電話を切った。いや、もうくたびれて言葉が出なかったのだ。
 その後はトラブっていないので気持ちが楽になった。

 繰り返すが、テクニカルサポートにもいろいろな担当者がいるってことを知った。先方も思っているだろうな。「箸にも棒にもひっかからないユーザーがいる」って。きっと私も最初は間違いなくその一人だった。
 それはそれとして、とにもかくにも声の調子でどのくらいの力量か?判断できるようになってしまった、のである。
 あぁ~、どれほど呼び出しコール音を聞き続けたか。今では、何かしながら待つ余裕も出てきた。
 
 おかげさまで相当に快適な状況に「ととのいました」になりました。
 いずれにしてもこの年齢がぎりぎりで、「この世界に乗ることが可能な最後か」と、覚悟をして臨んだパソコン環境変換でありまーす。
 でも、今夜はゆっくり眠ることができそう。
 

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テンプレート

2011年01月09日 08時03分44秒 | Weblog
 Macintoshの画面で、これまでの我がブログをみると、赤の色が強くで見にくいことが判明しました。
 試しにテンプレートを変更してみました。
 私の誕生日が4月8日、灌仏会なので”蓮の花”を選びました。
 また、変更するかもしれません。
 ここしばらくは、新しいPCに慣れるためのお試し期間ということでお許しを!
 よろしく。
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着々準備中、ようやく光になりました!

2011年01月08日 19時42分42秒 | Weblog
 昨日から始めた新しいパソコン設定は、順調に進んでいます。まだまだやらなければならないことは多いのですが、一山超えた感じがします。
 9年使っていた前のウィンドウズXPは、せっかくの光が活かされていませんでした。
 今回、みごとな速さを知って、思い切って舵を切ってよかったと実感しています。
 なれていくには時間がかかりそうですが、ここまできたら戻ることはできません。
 再びのMacintoshは、優れものです。
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新しいiMac

2011年01月07日 15時12分49秒 | Weblog
テスト打ちです。
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しばしお休み

2011年01月04日 22時13分26秒 | Weblog
 明日から数日間、インターネットが使えないので、このブログもお休みいたします。
 新しいコンピューターに買い替えのためです。
 2002年から愛用して、私にとって、今がぎりぎりの時と意を決しました。
 
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年のはじめに……極楽のあまり風

2011年01月01日 10時55分03秒 | Weblog
 あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。

    平成二十三年元旦

 唐突な書き出しではありますが、年頭は来し方を振り返りたくなるのが人情というもののようです。
 そこで、歴史を遡ってみます。
 東京藝術大学に野口三千三先生が赴任されたのは、昭和二十四年四月のことでした。
 同じ年、四月八日に生まれた私は、この春には満六十二歳になります。なぜか不思議なめぐりあわせを感じております。
 野口体操が、敗戦後、先生ご自身の身体的問題から発想され、実践されはじめたのもこの頃だといえます。
 我田引水をお許しいただけば、野口体操の歴史は六十二年と考えたいところです。

 そして今年、先生没後十四年目を迎えて、身体からのメッセージをしっかり発信していくことの大切さを感じております。少子高齢化の時代に、これまでにない言葉をもつ体操文化が求められています。
 お蔭様で大学の正規の授業で教える機会を得て十年目になりました。
 立教大学、明治大学で若い命と触れながら、野口体操が根付き始めているのを実感しております。
 また、ホームグラウンドの朝日カルチャーセンター・新宿校は、先生の時代からレギュラークラスとして通算三十二年の時が過ぎました。ここでは、二十年以上も支えてくださっている方々に加えて新しい受講生の方々と、老若男女を問わない‘フラットな関係体操’に育ててゆくことに力を注ぎたいと思っております。
 
 ご縁をいただいたお一人おひとりに感謝しつつ、一歩ずつ進むことが出来ますように丸ごとの身体で念じつつ、自分のからだで感じる価値をどれほど自信をもって貫くことが出来るのか。そのことも今年のテーマのひとつにしたいことです。
 
 ぜひ、教室でご一緒にからだを動かしながら、野口体操を醸成していただけると嬉しゅうございます。

 最後に野口三千三先生の言葉を拝借して、年のはじめのごあいさつにさせていただきます。
『「さわやか(爽)」という感じをもつことができる状態を「しあわせ(幸)」という。「さわやか」とは六十兆の細胞の「風通しがいい」ことである』
 その風が‘極楽のあまり風’でありますように!
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