羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

岩波ジュニア新書『身体感覚をひらく』 裏話ー2-

2007年02月03日 11時58分29秒 | Weblog
 ジュニア新書にリンクしている「野口体操・身体感覚をひらく」は、動画サイト専門のブログである。順調にアップしていて、これまでに相当な数の動画を載せた。
 このブログには、動画に添えて本のページ数をあげ、特別な注意がある場合以外、ほとんど文章は入れていない。
 
 で、この動画撮影のことだが、土曜日のレッスンが終わった後に、朝日カルチャーセンターのご好意で、そのまま教室で撮影させていただいている。

 時間は25分くらいの間に、少しずつ撮りだめている。
 三脚を据え、そこに携帯電話を固定して撮影を行う。
 壁をバックにその場に立つと、ほとんどの方が緊張されるという。
「いつもの自分の動きではないんですよね」
 どなたもおっしゃる。

 ところが2度・3度と、日をあけて繰り返すうちに次第に慣れてくる。
 ここでも体験すること、経験を重ねることの大切さを身をもって知ることになる。
 条件がある。15秒を目やすに動くこと。
 この時間設定があるがために、動きの質が変わってしまう。
 しかしそれも回を重ねると、体内時計が設定されるようだ。

 これから先に載せる動きの中には、一人ではなく何人かで同じ動きをするものがある。この時などは、カメラの後ろ側に立って、同じ動きをしながら誘導する人がいる。その動きを見ながら動くというわけだ。

 「上体のぶら下げ対話」や「腕立てバウンド」等々、同じ理由ではないが、何度撮ってみても納得がいかなくて、撮りなおしを行っている動きがある。

「こうしたリハーサルをやっておけば、DVDなどを制作するときには、ずいぶんと楽ですよね」
 そう言ったとたん
「それはそれで問題がおこりますよ。きっと…」
 誰かがすかさず言葉を発した。
 そこにいた人全員が「そうだ!」とばかりにうなづいたことがあった。

 「野口体操・身体感覚をひらくー動画見る野口体操」も皆さんのお蔭で成り立っている。ここでも佐治嘉隆さんの協力がなければはじまらない。
 
 この場を借りてお礼をいいます。
「ありがとうございます」

 もうしばらく続きますので、よろしく!
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