ブログ「野口体操身体感覚をひらく」を開設するのにあたって、危惧していたことがあった。
それはコメントがたくさん入ってきて、その返事にエネルギーを相当費やすことになるのではないか、ということだった。
ところが実際に本が店頭に並び、順調に伸びているという報告を受けても、コメントはまったくナシという状況が続いている。
なぜだろうかと、何人かの人に聞いてみた。
「スゴイと思ってみるんですけど、そのあとコメント入れようという気にはならないですね。言葉だと言葉で返します。でも、映像を見るとなんだか納得してしまって」
一つには若い人は携帯で見ることになるだろうから、なかなか見られないのではないかと言う。
ある人が言った。
「今のところ見ている人は、時間的にも経済的もある程度ゆとりがある大人じゃないのかな」
なるほど、そうかもしれない。
昨日、土曜日のクラスが終わってから立ち話。
なんでも杉並区内の青梅街道沿いにある書店では、ジュニア新書が平積みになっていて、『身体感覚をひらく』だけが、ものすごく減っていたそうだ。
「一番上の本は、皆さんが開くらしくて、めくれているんですよ」
その方の嬉しそうな表情に、元気をいただいた。
本が出る前と出たあとは、心身ともに疲労感がある。その上、今回は動画サイト用の撮影に毎日のアップといういままでにない作業があって、なんとなくエネルギー切れを感じていた。
こうやって応援してくださっている方がおられることを知っただけでも、勇気づけられる。
話を戻そう。
動画を見ただけで、それで納得するのだとしたら、ブログを閉じようかとも考えている。でも、本の「あとがき」に、アドレスを入れてあるし、閉じるからにはそれなりの理由を書いて、今までのものを消すしかあるまい。
ここが思案橋の袂というところだろうか。
でも、本を読み動画を見て、福島から飛んでいらっしゃった方もあるわけで、今の時点で早急に結論を出さない方が賢明かとも思う。
でも、野口体操の本質を考えると、視覚の世界だけで納得させてしまうとしたら、それは違う。
でも、世の中に一度としてみたこともない「質」の動きは、動画で補完することはすごく意味があると思う。
などとぐるぐるとぐろを巻いている。
今日のところは、こんな風に思っている。
「迷ううちは閉鎖はしない」
で、よろしいでしょうか?
それはコメントがたくさん入ってきて、その返事にエネルギーを相当費やすことになるのではないか、ということだった。
ところが実際に本が店頭に並び、順調に伸びているという報告を受けても、コメントはまったくナシという状況が続いている。
なぜだろうかと、何人かの人に聞いてみた。
「スゴイと思ってみるんですけど、そのあとコメント入れようという気にはならないですね。言葉だと言葉で返します。でも、映像を見るとなんだか納得してしまって」
一つには若い人は携帯で見ることになるだろうから、なかなか見られないのではないかと言う。
ある人が言った。
「今のところ見ている人は、時間的にも経済的もある程度ゆとりがある大人じゃないのかな」
なるほど、そうかもしれない。
昨日、土曜日のクラスが終わってから立ち話。
なんでも杉並区内の青梅街道沿いにある書店では、ジュニア新書が平積みになっていて、『身体感覚をひらく』だけが、ものすごく減っていたそうだ。
「一番上の本は、皆さんが開くらしくて、めくれているんですよ」
その方の嬉しそうな表情に、元気をいただいた。
本が出る前と出たあとは、心身ともに疲労感がある。その上、今回は動画サイト用の撮影に毎日のアップといういままでにない作業があって、なんとなくエネルギー切れを感じていた。
こうやって応援してくださっている方がおられることを知っただけでも、勇気づけられる。
話を戻そう。
動画を見ただけで、それで納得するのだとしたら、ブログを閉じようかとも考えている。でも、本の「あとがき」に、アドレスを入れてあるし、閉じるからにはそれなりの理由を書いて、今までのものを消すしかあるまい。
ここが思案橋の袂というところだろうか。
でも、本を読み動画を見て、福島から飛んでいらっしゃった方もあるわけで、今の時点で早急に結論を出さない方が賢明かとも思う。
でも、野口体操の本質を考えると、視覚の世界だけで納得させてしまうとしたら、それは違う。
でも、世の中に一度としてみたこともない「質」の動きは、動画で補完することはすごく意味があると思う。
などとぐるぐるとぐろを巻いている。
今日のところは、こんな風に思っている。
「迷ううちは閉鎖はしない」
で、よろしいでしょうか?
毎日見ています。体の外側の形の話しではないと思っていますので、体の中の重さの移動といえば良いのか、変な表現だったらすみませんが、ゾル(体液?)の流れと言おうかを十分に感じられるように目の奥に記憶しようと一所懸命見ている者の立場をお守りくださいまし!です。
ご本にアドレスを載せたことは、一つの「約束」ではないかしら。いろんな状況の、いろんな人を、ジーッと待ってあげてはいかがでしょう?
芸大を出て関西へ行って、30年以上も経って戻ってきた東京の本屋さんの店先に、羽鳥先生の「野口体操入門」を見つけたときの気持を、いま思い出しています。「野口体操」が私を待っていてくれた!…嬉しかったです。
いろいろなご縁があり、まだ感じられない将来のご縁もありますね。
野口三千三先生の言葉を思い出します。
「信ずるとは、負けて参って任せて待つ」
名言ですが、これが案外難しい。
で、野口先生がいちばん難しかったかもしれませんね。
今度の本で野口先生から「信じた甲斐があった」なんて言われたら最高! です。